ハリウッドもネタ切れ気味なのかしら

a2c_sato2004-11-10

晩メシは豚汁。
祝!「銭形金太郎」ゴールデン進出!
http://www.tv-asahi.co.jp/zeni/
ゴールデンタイムに進出するにあたって一番困難だったろうと思われるのが、スポンサーの説得じゃなかろうかね。
「つきましてはテレビ朝日ゴールデンタイムにCMをお願いしたいのですが」
「よっしゃよっしゃ。ウチのようなセレブな商品を宣伝するにはいい時間帯だ。で、どんな番組なんだ?」
「貧乏人がたくさん登場して、汚いところに住んで変なものを食ったりします。」
「・・・・」

ツタヤのオンライン半額クーポンで借りました。
「THE EYE」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000C8RA3/qid=1100097985/sr=1-3/ref=sr_1_10_3/250-8456574-3932213
パッと見はホラー、なんだけど実は感動物語。「シックスセンス」みたいかも。トム・クルーズがすぐにハリウッドでのリメイク権をかった理由もよくわかるよ。
幼い頃から盲目のマン(アンジェシカ・リー)。角膜手術を受けて生まれて初めて視力を手に入れ、リハビリの日々。しかし彼女の見る世界はどこか不可思議であり、やがてそれが死者であることを知る。若い医者(名前知らん)が彼女を救おうとすると、そこには驚きの事実が・・・
話が二転三転し、最後まで話が見えないのが楽しい。
角膜手術という現代のテーマと、幽霊という古来のテーマとが上手くクロスした作品になってます。しかも主人公は盲目だから、いまいち「見えないはずの幽霊」がよくわかってないのが可笑しい。テーマが視覚そのものだし、映像でしか説明がつかないのを表現しているからすごいよなー。よって、低予算で撮っているのもよくわかる(笑)
DVDの「ゴーストチャプター」も製作者の遊び心があってうれしい。(←幽霊の登場するシーンでチャプターを区切っているのだな)

というかハリウッド、外国のリメイク権買い過ぎだって。