三重県の地名がこれほど登場しない理由とは

a2c_sato2005-04-04

 金曜日にも1本借りとりました。
 「ワッキー地名しりとり vol.2」
 http://7andy.yahoo.co.jp/dvd/detail?accd=D0070385
 うーむ。vol.1に比べると、新鮮みが落ちるな。まー仕方ないのかもしれないけど。しかしここまでして三重に見放される運のなさは不運としか言いようがない。
 せっかくなので、何故三重県の地名がこれほどまで登場しないのかを、地理マニアQたろうが考えてみました。

 まず1.県庁所在地が「津」。地名が1文字だから「地名でしりとりをしてください」というときに、「つ」で終わる地名だったとしても、それにつづくしりとりを「津」と応える可能性はかなり少ない。どうしても「津山」とか「対馬」とか2文字以上の地名を選びがち。
 2.しりとりは特徴的な名前の地名を答えることが多い。しりとしで「の」や「わ」や「ら」で終わると、よく登場するんだよね「登別」「稚内」「羅臼」が。そしてこれらの特徴的な地名は、主にアイヌ語の北海道に集中しており、事実ワッキーは北海道によく飛ばされる。
 3.三重県には有名な観光地が少ない。地名しりとりは、答えるその人が過去に行った事のある地名でなければならず、そのため観光地はよく登場する。けれども三重県にはシンボリックな観光地が少ない。伊勢神宮くらいかな。ちなみに「ま」で終わる場合は「松阪」という可能性があるのだが、それよりも有名な観光地「松山城」「松江城」「松本城」「松島」に地名を奪われてしまう。松阪牛は有名だけど実際に松阪市に行った事のある人ってそうそういないっしょ。松山駅のじゃこ天おばちゃんと仲良くなるには、それはそれで原因があるのだ。
 4.顕著な大都市がない。大都市であれば、仕事で行った事がある、学校でそこに通っていた、ということはあるだろうけど。ちなみに三重県一の大都市は、県庁所在地の津市(16万人)でなく、名古屋に近い四日市市(30万人)だったりする。あーあ。

 あと説得力ないけど、三重県自体がカラーが見えないってのがあるような気がする。現に三重県は旧国でいう「伊勢」「志摩」「伊賀」と「紀伊」の東部分が集まってできた県だしね。