常識の範囲内では語れない「シベリア超特急」
テレビで深夜にやってたのを録画しました。
「シベリア超特急」
http://7andy.yahoo.co.jp/dvd/detail?accd=D0016103
映画評論家の水野晴郎が監督した作品。シベリア鉄道の社内で起きる密室殺人を、水野みずから役者として登場する、山下奉文大将が謎を解いていくという、作品。
・・・なのですが、そんなプロットも吹き飛んでしまうオチ。
なんだこれ?
観客に対するポーズも失礼なのだが、映画の中の状況もかなり失礼だったりするのが、すごい。
本人以外はそう思ってるんでしょうね。
いろいろ突っ込みたかったんだけど、吹き飛んじゃったよ。
しかしこの映画を「ダメ映画」と言うには、抵抗があるんですね。
ある意味、こういう逸脱した映画をつくるには、それはそれで才能がなきゃ作れない、というか。
その意味で、この映画は、15年くらい先を走っています。
こればかりは、見てもらわないとわからない。かといって積極的に見てもらうおうとも思えない映画だしなぁ。