アツい東映アクション映画「新幹線大爆発」

a2c_sato2005-12-03

今朝早起きして、昨日のゲオに行ってきました。
会員登録をしたら1回50円のクーポンがもらえそれを使うことができ、ただでさえ安いレンタル80円が、80円ー50円=30円に。

あひゃひゃひゃひゃひゃ(壊れた)

おかげでたんまり借りてきました。
ほんで見たのがこちら。
新幹線大爆破
http://7andy.yahoo.co.jp/dvd/detail?accd=D0018212
見た映画まで壊れております。
1975年公開の東映映画。ずいぶん古いですが、10年前ほどにヒットしたハリウッド映画「スピード」の元ネタとも言われる映画です。
手に汗握る映画でしたよ。

東京発博多行のひかり109号に、爆弾が仕掛けられた。この爆弾は時速80km以下になると爆発するというものであったのだ。犯人は経営していた町工場が倒産した沖田(高倉健)、元過激派の古賀(山本圭)、沖田にかわいがられたヒロシ(知らない)。
総合司令所で指令を出す倉持(宇津井健)、ひかりを運転する青木運転士(千葉真一)との緊迫したやりとり。未確認のまま新幹線を止めようとする倉持の苦悩。アツい映画です。
上り新幹線とのポイント切り替えや、爆弾のケーブルを切断するため、新幹線を並行して走行させたり。飛行場で(たぶん羽田!成田のない時代)沖田が海外逃亡するシーンで二転三転するのも緊迫感があった!

公衆電話から電話をかけるのはまだしも、容疑者が手錠をかけられたまま新幹線に乗ったりするのは時代だねー。そういや昔のマンガやドリフのコントじゃそんなんあったよな。
社内清掃員になりすましたぐらいで、新幹線に爆弾を仕掛けるという設定は、まあご愛嬌としましょう。

にしても、当時の予告編は過激すぎる。
特報はテロップ拾って行くとこんなんだよ。
大恐慌(パニック)」(パニックという言葉が浸透しとらんかったんやね)「ひかりに強力時限爆弾が仕掛けられた!」「恐怖!」「絶望!!」「狂気!」「新幹線の盲点を衝く恐るべき爆破魔」(恐るべき知能犯、じゃないんだ)「東映が総力を結集して贈る超大作!」(なつかしいこのフレーズ・・・最近聞かないね)「豪華映画演劇陣」「走る密室」「極限の1500人」「世界事故史上最大」「空前の大惨事へ!」(そんなに爆発させたいんかい。。。)「ひかりは今、巨大な棺桶と化した」(・・・・・ちょっと待て)
「撮影益々快調」(快調もクソもあるか!)

予告編はまだまとも。
「ひかり109号9時48分博多行」「爆破魔」「衝撃!(ショック)」「ひかりが止まれない!」「1500人の命は?!」「空前の大惨事!?」「CTC(コンピュータ)の盲点を衝く」(コンピュータ、っつーかシステムなんだけど。システムって言葉もなかったのでしょう)「完璧な爆破計画」「脅迫か?!真実か?!」「SL予告爆破」(まだ当時は観光でなくSLが走っていたんですね)「爆弾時代1975」(これ絶対「エアポート75」意識してんだろ)「現代の狂気を鋭く抉る」「トップスター迫力の大競演」「空前のスケールで叩きるけるサスペンス大恐慌(パニック)」(やっぱり)「集団発狂(ヒステリー)」(ヒステリーと発狂は同じ?)「絶望!!」「恐怖の二次災害」(あ、こちらはあまり話本編と関係ありません)「爆弾と恐怖を乗せて」「死の旅へ一直線!」「近日当館にて公開」