安原顕!亡くなる!
火曜日と水曜日が間違って同じになってしまいました。ゴメン。
現在は「モルジブが沈む日」を通読中
http://www.esbooks.co.jp/product/keyword/keyword?accd=31021845
まだまとまってないから、感想は次回ね。
さて、昨日「天才ヤスケン」こと安原顕氏がお亡くなりになりました。
中央公論社で「マリ・クレール」や「海」の編集者として活躍し、吉本ばななを発掘し、近年は書評家として文筆をふるっていた。
彼の書評は、激しかった。出版される本の9割はクズ本と断定し、本についても誉めるときは無名でも手放しで誉めるし、けなすときは村上春樹であれクズ本と断定する。「海辺のカフカ」は記憶に新しい。
しかし彼の激しい文章からは、溢れんばかりの本への愛情が感じられるのだ。ホントに愛しているからこそ、悪いモノは悪いと徹底的に言い放つ。
そして書評の量がダテじゃない。
彼はインターネット書店のbk1で専属的に書評を書いていたが、その量が2年間で500件!
仕事とはいえ、常人にやできないワザですよね。
もう彼の過激な書評が読めないのかと思うと、残念でなりません。