人生を変える書店に出会ってしまった。
ヤバい。
ヤバい書店をみつけてしまった。
何がヤバいかって?すごい本屋を見つけてしまったから。
何がスゴイかって?本に圧倒された。量も質も。
その書店とは、丸の内線南阿佐ヶ谷駅にある、「書原」という書店。
前々から書店があるのは知っていたけど、引っ越してからここが通勤路となって初めて寄ってたのよ。
手前に靴屋があって入り口が分かりにくいし、各出版社の新刊案内が入り口階段にボサッと置いてあったり。店に入る前からイヤーな予感はしてたわ。
狭い入り口を入って中に入ると・・・・意外に広いじゃん。
しかも新刊書店なのに棚が古本屋みたいにパンパンに本が置いてある!
本棚自体高い!おそらく高さ2mはあるぞ!
新刊も既刊もそぞろに置いてあり、しかもジャンル分けが細かい上に、扱う本の幅が広い!レイアウト無視で単行本だけじゃなく、関連する文庫も新書も置いてある!
そして何よりオイラのお気に入りの作家が文庫もハードカバーも平積み、もしくは全点棚差し!斎藤美奈子、坪内祐三、立花隆・・・
「本の本」棚も、長田弘はあって、ハイブロー武蔵がない。
これが分かる人はおそらく世界に500人くらいだろうけど、それが分かる人がここにいる!ってのがすんごい。
しかも教養めいた本ばっかじゃないぞ!ファッション誌もパソコン誌もバイク誌も法律書も理工書も哲学書も参考書もコミックもゲーム攻略本も料理本もタレント本も地図も聖書も・・・
久々に本に圧倒された。笑いが止まらなかった。
そして気が遠くなった。なんで世の中にはこんなに本が、情報が、知識が、知恵が、歴史があるんだ!って
自分の存在の小ささに途方に暮れました。
本の量だったら、池袋のジュンク堂や新宿南口の紀伊國屋の方があるじゃん!とお思いの方もいらっしゃるでしょう。しかしあそこは「ガンバって世の中の新刊置いてます、売ってます」という書店で、最大公約数的な書店なのよ。日本全国民のリクエストに応える書店。
しかし、ここの書店はは最小公倍数の書店。どれだけ一人の人間のリクエストに応えられるか、ということに挑んでいるような書店なのよ。
いやーもぉ、これは一度見に行ってもらわないとわかんない!どれだけ文字を費やしてもQたろうの文章力じゃ説明できません。
この街から一生離れられんかもしれん。いやマジで。