百科事典のようで百科事典じゃない。これいかに!

 今日は高田馬場のちゃんこ屋で飲み会。結婚お祝い会ですわ。
 鶏肉がすんげー美味かった!すんごく柔らかくてすんごくジューシーなの!

 
 さてさて、いま出版業界が一番注目してる読者対象はどの世代だと思う?
 正解は、40〜50代世代なのだ!
 お金はもっているし、いちおう退職してこれから何やろっかなーという世代なのです。
 今の若者よっかは本を読むしね。

 そんな彼らに受け入れられているのが「分冊百科」なのだ。
 え、「分冊百科」?それって何?という人にまずは説明をいたしませう。

 百科事典といえば、知識の宝庫。1970年代には流行しましたな。
 しかし本は重たいしデカイし、お金もかかってしまう。そのへんで百科事典ブームも去っていきました。

 そこで出てきたのが「分冊百科」。分冊百科は毎週決まったテーマの雑誌が適度な厚さで刊行され、それを継続的に集めていくとあーら不思議!百科事典のような厚さになるじゃないですか。
 本屋で雑誌と同じように売っているから、百科事典みたく重くなる心配もないし、自分の気に入った号だけ買えば自分の気に入った百科事典を作ることができるしね。お金も毎週分で考えたら、それほど気にならない。 
 専用バインダーもあるから、本棚にまとめやすいし!
 
 しかも団塊の世代は社会の激動期をくぐり抜けた経験もあって、知識欲は旺盛だからね。

 今はこんなに刊行されてます。 
 講談社の「週刊鉄道の旅」http://www.bookclub.kodansha.co.jp/tetsudo/
 小学館の「週刊やきものを楽しむ」http://www.shogakukan.co.jp/yakimono/
 角川書店の「週刊おくの細道を歩く」http://www.kadokawa.co.jp/sp/200304-05/
 朝日新聞社の「ゴルフレッスン」http://www3.asahi.com/opendoors/span/golf/index.html
 
 などなど。まーきりがありませんのぉ。
 大手出版社が蓄積のある写真やデータベースで、再編集して見栄え良く作り直している点も見逃せない!

 しかし人気がなければ、予定号数以前で途中で打ちきりになる分冊百科もあるのも事実。
 デアゴスティーニなんてどれだけシリーズ刊行して、どれだけ打ちきりになったことか。

 週刊誌感覚で手に取れるし、大きな書店にはバックナンバーが置いてあるから、なかなか見逃せませんぜ。
 
 オイオイ若者、本を手に取れよ。出版社に馬鹿にされている場合じゃないぜ。熱いパワーを見せてやろうじゃん!