雑誌を見ればその人の人生が見える?!

 わたくし、実家に帰っております。
 実はこの日記も(わかっているとは思うけど)事後日記になっております。ご容赦を。

 前回にもあった、女性誌とライフスタイルとの強い絆の話。これに関しては、これまた斎藤美奈子氏が過去に著作にしているんですな。
 「あほらし屋の鐘が鳴る」(朝日新聞社
 http://product.esbooks.co.jp/product/keyword/keyword?accd=30496748
 んー、まったく色気のないタイトルだ。まったく本の内容わからんやんけ。
 かの昔にあった、朝日新聞女性誌「UNO!」(←朝日新聞社女性誌ってのが奇跡だったかもしれない、しかも編集長はかの花田紀凱氏!)で連載されていた、斎藤氏が女性誌を分析し、スパスパと斬っては笑わせてくれるという、タイトルで損をしている本なのです。
 前回の女性誌とライフスタイルを知るには、フィールドワークとして納得の内容になっております。

 これまた斎藤女史の連載が、これまたいいタイミングで単行本になりました。これはついこないだ出た新刊です。
 「男性誌探訪」(朝日新聞社
 http://product.esbooks.co.jp/product/keyword/keyword?accd=31310814
 しかしタイトルのセンスないね、朝日新聞。まーキミらは新聞がメインビジネスだもんね、はいはい。
 雑誌「AERA」に連載されていた、「Men's magazine walker」というのが元ネタになっています。

 男性誌とはいえ、かなりのオールジャンル。月刊文芸春秋から月刊へらまで扱っているのが「男性誌」のくくりにならず気持ちいいよね。女性誌はライフスタイル重視の内容だけど、男性誌は趣味をベースにした機能的なつくりと見抜いているあたり、さすが斎藤女史。

 とはいえ、単純に雑誌のつくりはどうなっているのか、基本的なことはこの本でカバーできるとは思います。
 オイラの愛読誌「ダ・カーポ」は・・・「チョコマカ生きる書生体質の次男坊」。
 んーと、あってんじゃんオイラの体質と(笑)