連休4日目。ゴスペルにまつわる映画と本

 クリスチャンのゴスペル仲間が、この映画見たんだって。
 「パッション」
 http://www.herald.co.jp/official/passion/
 ストーリーはまさに聖書の、イエスキリストが捉えられてゴルゴダの丘で処刑されるまでのストーリー。話の概要は軽く知っているけど、あれを映画化するとはかなりヘビーだぜ。南米ではあまりのショックで老婆が死亡、アメリカでは映画を見て改心した泥棒が自首したりなんて(ホンマかいな?!)
 とまあ、噂にも聞いてたけど、実際凄かったようです。彼女も映画終了後エンドロールが流れ終わって会場が明るくなってもしばらく呆然としてしまったらしい。もちろん涙ボロボロ、鼻水ズルズル。
 見た人みんなに聞いたら「無理にはお勧めしないけど、一度くらいは見た方がいい」だって。
 デートムービーには避けた方がいいみたいだよ、若者! 

 ゴルペルのレッスンも今日が最終日。やっぱり盛り上がったね、ゲネプロ(リハーサルのこと)
 今日も居酒屋一休で飲んできました。

 「パッション」の話をしたついで、ちょうど先週読んでたこの本を紹介しますわ。
「不良牧師! アーサー・ホーランドという生き方」(アーサー・ホーランド/著・文春文庫)
 http://product.esbooks.co.jp/product/keyword/keyword?accd=31007983
 ボロボロの革ジャンに革パン、サングラスかけて白髪まじりの神はオールバック。愛車はハーレー。特異な容姿も目を引くが、もっとも特異なのは、彼が牧師であるということ。
 ゴスペル仲間はご存知だよね、不良牧師ことアーサー・ホーランドの自叙伝でございます。
 
 彼は大阪西成生まれの、関西人と米兵のハーフ。高校時代は柔道に専念し、高校時代に渡米し現地の教会でイエスキリストに感銘を受け洗礼し、日本に戻ってからは新宿東口でガードレールに登り路上伝道を行い、伝道のためにキリストと同じように十字架を背負いながら同士と全国を歩いて縦断してみたり、ハーレーに乗って仲間と一緒に全国各地を巡ったり、などなど。
 牧師じゃなきゃ何だそりゃ!という略歴だよね。というか略しきれませんよ彼のキャリア、濃厚すぎて。
 と悪ふざけて書いてますけど、しっかりしたこと書いてますよ。読んでいくうちにやさくれていた心に火が灯る感じ。

 結局、彼のカッコ良さは信仰に対して篤いというよりも、人に対して筋が通っているからなんだろうな、と思った次第でした。