青山ブックセンター倒産!

 出版業界を震撼させるニュースが入ってきました!土曜日は東京離れてたから今日知ったんだけど・・・まさかねぇ。
 美術書や洋書などオシャレな本を取り揃えることで有名な青山ブックセンターが、倒産です。情報さんきゅ!>face
 http://www.aoyamabc.co.jp/
 ホームページも閉鎖しているみたい。
 16日土曜日の営業終了後に全店閉店、すでに六本木店では撤収作業が行われているそうです。
 
 青山ブックセンターは青山に本店、六本木店、新宿ルミネ1・2店、自由が丘店、広尾店、橋本店。六本木店は朝の五時まで営業する深夜営業書店のさきがけになったお店で、いわゆる「個性派書店」として文化人や業界人にも一目置かれた書店でした。

 といっても結局はオシャレにして「個性派書店」という看板だけではメシ喰っていけなかったんでしょうね。主取次の栗田出版販売がスムーズに弁護人を立てているところを見ると、取次と書店の協議の上のスムーズな倒産だったんでしょうね。
 http://www.bookkurita.co.jp/
 しかし日販でもトーハンでもない中小取次の栗田が、果たしてこれだけ大きい青山ブックセンターの倒産を受け入れられるのか。2000年にも京都の老舗駸々堂の倒産と主取次日販の赤字の問題もあり、二大取次日販でさえ「危ないらしいよ」なんてニュースにもなったくらいだから。
 個人的には、新宿で20時を超えて本を買いにいくとき、ルミネの青山ブックセンターでよく本を探していたから、残念。

 まったく間近に読んだ「本とコンピュータ」で書いてた事がまんま起こってしまったタイ。