リニューアルは雑誌存命の宿命。

a2c_sato2004-08-01

 ふっと気がついたら8月。そしてまた一人の編集長が去った模様。
 毎月1日発売の「編集会議」。この日記にも書いたスター編集長花田紀凱氏が退いたようです。
 http://www.henshukaigi.com/
 そしてレイアウト等も新たになった「編集会議」9月号。もちろん買いましたとも。

 うーん、この「編集会議」を刊行している「宣伝会議」の「宣伝会議」っぽくなってるなぁ。って会議会議ってうるさいわ!
 説明すると前の「宣伝会議」は雑誌名で、後ろの「宣伝会議」は社名です。
 なんのこっちゃですよね。説明しませう。
 http://www.sendenkaigi.com/index2.html
宣伝会議」という雑誌は、1954年に創刊された、日本発のマーケティング雑誌。それまで企業活動を追った雑誌というのは経済誌しかなかったのね。それを広告活動面から初めて扱ったのがこの「宣伝会議」なのだ。
 今では、販促活動のための雑誌「販促会議」
 編集職の人のための「編集会議」
 環境活動のための「環境会議」・・・・も、もちろんそれ以外の名前の雑誌もありますよ「ブレーン」ですとか。

 ちなみにここのコピーライター講座は40年も歴史のある講座で、今や大作家先生の林真理子氏もここの生徒だったのだ。

 で、話がヨレた。それで仕事の都合よく読む「編集会議」なのですが、花田編集長が退いて誌面リニューアルしているのだ。
 やっぱり女性受け・クライアントを意識したレイアウトだなぁ。ここまでくると前の雑然としたコラムや記事が懐かしい。秋元康オバタカズユキ堤尭に西原恵理子にゴメス山田にみうらじゅん・・・。並べてみるだけでお腹いっぱいになりそうだ。
 定価880円がちょっと高かったかなぁ。花田氏の編集会議なら値段抑えられてたら買ってたけど、今の編集会議はお安くなっても買う気しないわ。(←っていつも買ってなかった偉そうな奴)
 
 そして「雑誌潰し屋」花田。どこへ行く