一目惚れ、あなたは信じる?信じない?
これまたツタヤのオンラインクーポンで借りてしまいました。
「パンチドランク・ラブ」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00018GXE8/qid=1100691816/ref=sr_8_xs_ap_i1_xgl/249-1536385-1828353
車の修理工場で働くバリー(アダム・サンドラー)と姉のはからいで彼に一目惚れしたリナ(エミリー・ワトソン)。バリーは時に”キレて”しまう問題児。密かに冷凍食品のプリンのバーコードを集めてマイレージを集めようとしてたり、悩みを聞いてほしいだけだったセックスダイアルに脅迫されてしまったり・・・
ストーリーはいたって簡単。リナを追いかけてバリーがハワイまで行ってしまい、脅迫されそうになったところを男らしく犯人と対決する・・・と。結末は意外と暖かい気持になります。
しかしそれだけに終始しないのが、この映画の監督、ポール・トーマス・アンダーソン。映像や音楽で静かにゆっくりと脳神経を刺激していきます。
冒頭のトラック転倒、仕事場入口に捨てられたピアノ(実際にはユーホニウム)、やたらたくさんいる姉、買い占めても特に何があるってわけじゃないプリン。もちろんマイレージがどうなったかわからない。本筋とまったく関係ないんだけど映画の空気をうまくつくってるんだよなー。
パンチドランク・ラブ、つまり一目惚れ。そのストーリーよりは映像が印象に残る1作です。
この監督の有名作品「マグノリア」は賛否両論あるだろうけど「ブギーナイツ」はいい映画だったよ。
「マグノリア」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00012T1XO/ref=pd_sim_dp_1/249-1536385-1828353
「ブギーナイツ」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005V2N9/qid=1100694140/sr=1-1/ref=sr_1_2_1/249-1536385-1828353