セブンーイレブンの強さはここにあった「本当のようなウソを見抜く」
土曜日の電車のなかで読んでいた本その1。
「鈴木敏文の「本当のようなウソを見抜く」 セブン−イレブン式脱常識の仕事術」(勝見明・プレジデント社)
http://7andy.yahoo.co.jp/books/detail?accd=31482365
コンビニエンスストアという業態を確立させた、セブンーイレブン・ジャパン社の会長鈴木敏文氏の、言動録。
とはいえ、本人の筆で語られるのでなく、雑誌「プレジデント」の編集が氏の言動録をもとに再構成しています。なんだか提灯本。たしかに鈴木敏文氏は日本でも希有な経営者なんだろうけどさぁ。編集者によるファンブックくらいに見ておけばいいでしょう。表紙に鈴木氏の写真が入っているのもなんだかアイドルっぽいし。
しかし鈴木氏の言葉は慧眼のものばかり。
「答えを持てる人間こそが上司になれる。リーダーというものは部下に指示をするとき自分で答えをきちっと持っていなければならない」
「組織づくりに重要なことは「言葉の裏付け」を共有すること」
本をつくりたくなる気もわかる。
この本がウソかどうかを見抜いてください。