もうかりまっか?ボチボチでんなぁ

 仕事で外出、電車の中などで読んだのが「図解『儲け』のカラクリ」(三笠書房・インタービジョン21編)。

 古本屋で見つけて買ったのだが、読んでみてこれは企画がいい、と思った。
 やっぱ、人のフトコロは気になってしまうからね、人間って。

 昔よく見た「携帯、0円」だとか「ハンバーガー65円」だとか、何故それで儲かるの?という素朴な疑問から、この本は書かれている。ま、確かにおかしいよね、携帯の機械がタダだなんて。
 そして読み進めていくうちに気づくのは、「儲かっているのは、意外と気づかない、地味〜ぃなところで稼いでるんだな」という事実。携帯は通話料のマージンバックだったり、ハンバーガーもセットのコーラやポテトだったり。

 そして、本当はここが一番恐ろしいのだが、その肝心の清涼飲料水やポテトについての「儲けのカラクリ」は、実は詳しく書かれていないのだ!。いったい原価いくらなんだよ!と突っ込んでみても(おそらくライターの人も調べてみたとは思うのだが)おそらく教えてくれなかったんだろうね、教えたらバッシング受けるくらいの笑っちゃう原価なんだろうな、という事実が、行間からひしひしと伝わってくるのだ。

 そして、もう一つ気づく「儲けのカラクリ」なんだが、この本の出版元である三笠書房、この文庫本を、改装版としてA4サイズのカバー装で、リニューアルして最近出版したようだ。文庫版が評判になって、あらためてビジネスマンサイズ(最近の別冊宝島サイズね)で出版したらしい。

 文庫版は本体495円。改装版は本体1000円。

 お茶の水丸善で見たんだけど、中身ほとんどかわってませんでした。

 
 ・・・いろんなところに、「儲けのカラクリ」があるのね・・・・