文芸雑誌の売れない時代の雑誌「ウフ」

　今日は特に読み終わった本はありませーん、おわり。
　んじゃ話にならんので、今日はＱたろうを「かすった」雑誌の紹介。

　今日取り上げるのは、マガジンハウス刊の、直販雑誌「ウフ」
　この「ウフ」はもともとは「鳩よ！」という文芸雑誌だったのだが、このご時世文芸にお金を費やす読者がいなくなったせいか休刊となり、直販形式になったようです。
　で、なぜその「ウフ」をとりあげるのかというと、月曜日にもらったんですね。そう、斎藤美奈子氏のトークショーで無料で配布しとったのです。
　月曜日にも書いたように、「Ｌ文学宣言完全読本」はそもそも「鳩よ！」の特集の一つだったからなんでしょうね。同じ編集部なんでしょう。

　で、雑誌はというと、小説・詩・エッセイといろいろ。
　林真理子・江國香織・松尾スズキ・町田康など、中身は濃い。

　んー、しかしＱたろうは興味そそられんのよお。これはもう嗜好の問題としか言いようがありません。読んでくれている人は分かると思うけど、Ｑたろうの好きなジャンルはノンフィクションや人文・社会系の本で、小説ましてや文芸なんて理解できないのです。
　出版人がこんなこと言ってちゃいかんのだろうが、ここは趣味のページだからヨシ（無責任）。

　文芸が普通に書店に置いても売れない、って時代なのは確かでしょう。

　いずれにしても、芥川賞・直木賞は確かに出版界的には大きなイベントなんだけど、一般界の人は「就職試験に出るから暗記しなきゃ」くらいなもんでしょね。