消化のいい雑誌、「サイゾー」

 発売日から遅れてしまったのだが、近所の書店で買ってしまった。 
 だいたい18日に発売される、「サイゾー
 http://www.ultracyzo.com/

 ここの雑誌のコンセプトは「100分で日本の深層を読む!」
 ん?「ダ・カーポ」と同じじゃねぇ?(ダ・カーポは「3時間で現代が分かる」)
 サイズが薄い分、かかる時間も少ないってわけか。写真も多いし、しょうじき広告も多いし。

 Qたろうが思うに、この雑誌は「いま一番シャープな情報は何か?」というのを必至に追いかけてる感じだね。
 だから、「ダ・カーポ」や「噂の真相」あたりの読者がこの雑誌を取ると「なんだ、中身も薄いなぁ」と感じてしまうのよ。
 「ダ・カーポ」や「噂の真相」は取材がキッチリしてるから、食べ物に例えたらカツ丼。食べるとうまいが、けっこう重い。慣れない人が食べたら消化不良を起こしそう。
 「サイゾー」は情報に終始している分、さっくり老若男女に食べられる。海鮮丼かしら(ちょっと高級か)

 新聞代わりに2ちゃんねるを毎日見てる人がいるこの時代、リキ入れて取材しても読まれない雑誌よっか、情報をさっくり集めた「リクルート型」雑誌の方が重宝されるのかもね。
 
 しかし名もない出版社なのに、爆笑問題やマッドアマノの連載があるのは、「やるのぉ」と思わせられる。
 この辺に雑誌の核心があるような気がする。説明しにくいけど。

 こういう営業力は自分にも欲しいとこやね。