音楽映画の好きな人、昨日の映画見た?

 今日は仕事で渋谷駅で乗り換え。
 知らん間にキレイになっとんのやねぇ。シルバーの格子状の防護策がかっこええんよ(←関西弁が抜けない)
 
 昨日は東京の自宅についたあと、22時からこの映画がNHK教育でやってたから、つい見ちまいました。 
 この日記見てるゴスペル仲間も、見てたんじゃなかろうか。こういうの好きだそうだもん。

 「ミュージック・オブ・ハート」
 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005V2JG/ref=sr_aps_d_9/249-6888032-1856335

 女手ひとつで息子二人を育てるロベルタ。知人のつてでハーレム地区の学校の臨時音楽教員になり、バイオリンを教えることになる。今まで音楽に触れることもなかった、恵まれない環境で育つ子どもたちに悪戦苦闘しながらも、地区でのクラスの評判を高めていき、バイオリン教室は人気になっていく。
 ところがクラス10年目、突然ニューヨーク市から予算の打ち切りでバイオリンクラスが閉鎖の告知。これをなんとか阻止しようと、子供の親や大きくなったクラスのOBOGともども、チャリティーで支援金集めのコンサートを開こうとするのだが・・・

 メリル・ストリープ演じるロベルタの、母の強さに感動しちゃうね。音楽のシーンも多いけど、2人の息子との交流や葛藤のシーンも多い。家族と仕事の合間に挟まれながらも、強く生きていこうとする母の姿に涙しちゃいます。

 そして音楽ファンには垂涎のキャスト。だってアイザック・スターンまで登場するんだもの!
 しかも最終的にチャリティコンサートはカーネギーホール!!
 老いも若きもともにバイオリンを奏でる姿は、音楽の世代や人種を超えた強さを感じます。

 しかもこの話、実際に起こった話を映画化したものらしい。この映画を作っている最中に、実際のバイオリンクラスは復活したそうです。事実は小説よりも奇なり。このへんがノンフィクションのたまらんところなんだよな。

 ゴスペル映画「天使にラブソングを」みたいな映画なのかなと思ったら「エリン・ブロコビッチ」みたいな映画でした。