アカデミー賞授賞式を見て思ったこと

 アカデミー賞が決まりましたね。「千と千尋」も受賞もうれしいけど、授賞式のマイケル・ムーアのスピーチが凄かった!
 前にレビュー書いた「アホでマヌケなアメリカ白人」の著者ね。
http://www.esbooks.co.jp/product/keyword/keyword?accd=31038844
 彼の監督した映画「ボウリング・フォー・コロンバイン」がノンフィクション部門賞を受賞したのです。

 とにもかくにも、あれだけ公の場で、アメリカ人がアメリカ大統領を批判する姿は初めて見たよ。
 「誇り」の深さに感動しました。会場は拍手とブーイングの嵐だったらしい。
 しかし、アメリカ人の自省・自己批判ってのは見たことないよなぁ。
 果たして日本人があまりに自虐的すぎるのか、アメリカ人が論駁的すぎるのか・・・

 そうそう、読みました。「月刊あれこれ」
 http://arekore.co.jp
  名前は柔らかいけど、中身すげー濃いぃ・・・。特集が「さらばマクドナルド」に「石原慎太郎首相待望論」。さすがは「買ってはいけない」を作った「週刊金曜日」(「買ってはいけない」は「週刊金曜日」の別冊で刊行されたのだ)。前に「ダカーポ」の重い、なんて言ってたの撤回。これ読んでたらダカーポなんてまだまだかわいく見えるわ。
 おそらくは「噂の真相」が来年でなくなることを見込んでの創刊なんだろうけど、アレとはまた違うエグさです。

 ま、ホンカツ信者はたくさんいるから、意識せずともそれなりに売れるんだろうな。

 ほんだら一丁、軽い雑誌も紹介しましょう。
 「メトロミニッツ」
 http://www.metromin.net/

 雑誌といっても売っているものでもありませんし、本屋でも置いてません。
 コレが置いてあるのは、営団地下鉄の主要駅。新宿・池袋・渋谷・赤坂見附・六本木などなど。
 今はやりのフリーペーパーってやつです。

 最近の傾向は、格段にデザインが良くなっていること。昔のフリペは広告主体が目に見えてダサダサだったんだけど、最近のはすっげーオシャレ。この「メトロミニッツ」もスターツ出版というれっきとした出版社が作っています。タウン誌の「OZ MAGAZINE」なんかを作ってます。  

 まーこれで言えることは「ますます本屋の雑誌売れんやんけ」

 負けるな!「東京Walker」「東京1週間」!!
 (余談ですが、関西では「関西1週間」が隔週で発売されてます。つまり内容は2週間分ってこと。)