今年になって読んだ本、25冊。多い?少ない?
今日は新人さんと初飲み会。
みんなフレッシュやねぇ。歳を感じてしまうよ。
いろんなことがあるだろうけど、是非とも頑張って欲しいね。
ここ2,3日ひとり外出が多かったので、電車の中でたくさん本読めたよ。
「日本はなぜ「こんな国」になったのか」(安原顕・旬報社)読了!
http://www.esbooks.co.jp/product/keyword/keyword?accd=31060695
2月に亡くなった書評家・ヤスケンこと安原顕氏が、書評とともに日本や社会に対する怒りをぶつけた文章で構成されており、書評・読書案内でもあり、ヤスケンの現代日本論でもあります。
だから、この本に出てくる本はおのずと文芸でなく社会モノに限られてしまいますが。
こういうとき、「あ、この本読んだ」というのがあると、同じ本でも人によってどう読み方が違うかがわかるから、 こういうのがオモロイ。
しかしとにかく、彼は怒る、怒る、怒る。
「悲しみは人間を立ち止まらせるが、怒りは人間を前に進める」
という言葉を思い出してしまいました。
しかし膨大な読書量だよねー。
いっぽう文芸の書評、読書案内の本も彼は書いてます。
タイトルもまさに「読んでもたかだか五万冊!」(清流出版)
http://www.esbooks.co.jp/product/keyword/keyword?accd=31069636
1日1冊読むとして365も冊、50000で割ってもおよそ136年!
どうやったらそんな時間とお金を費やせるんだ?!
ヤスケンへの道は遠い(無理だって)。