本はプレゼントにも最適。例えばこれなんてどうだ?!

 会社でお昼休み。
 え、今日金曜日?げ、保険のおばちゃんが勝手に見積もり持ってくるとか行ってたなー。
 めんどくせ、いつも昼は社内でインターネット見てるけど、外に出て駅前のブックオフにでも行って逃げよ。

 というわけで、ついつい行くだけじゃなく衝動買いしてしまった。
 買ってしまったのはこいつです。
 「宙(ソラ)ノ名前」(林完次/写真・文 光琳社出版)
 http://www.esbooks.co.jp/product/keyword/keyword?accd=19589586

 昔フジテレビのドラマ「白線流し」を覚えているかな?
 ドラマの中で、天文学を目指す役の永瀬智也が、酒井美紀に渡すのがこの本なのだ。(逆だったっけ?)

 簡単に言っちゃえば、ドラマに出てくるくらい雰囲気のいい本。
 月や星などの綺麗な写真に、日本古来の言葉を中心に解説のついた内容です。

 月や星にもいろんな名前があって、「あーこんな名前があるんだ」という空に関する興味と「あーこんな言葉を使っていたんだ」という日本語の興味を同時に味わえるなんて、まさに一粒で2つおいしい!
 なんてったって、星空の本なんてロマンチックだから、プレゼントにも最適だしね。
 
 この光琳社、京都にある出版社だったのですが、1999年5月に倒産してしまったんですなぁ。
 そう、いまやこの本は書店では手に入らないのです。だからブックオフで見つけて即買いしちゃったのね。

 しかし、この本は倒産の時にたぶん版権移したんだろなー、同じ書名、同じ著者で角川書店からも出ています。
 http://www.esbooks.co.jp/product/keyword/keyword?accd=30627049

 なんだ、急いで買うこともなかったじゃん。がく。

 似たような本もいっぱい出てるなー。
 「空の名前」(高橋健司/写真・文 角川書店
 http://www.esbooks.co.jp/product/keyword/keyword?accd=30627050
 「色の名前」(ネイチャー・プロ編集室/構成・文 角川書店
 http://www.esbooks.co.jp/product/keyword/keyword?accd=30680746
 「雨の名前」(高橋順子/文 佐藤秀明/写真 小学館
 http://www.esbooks.co.jp/product/keyword/keyword?accd=30828795

 おい、「雨の名前」なんて出版社違うじゃん。
 
 プレゼントに悩んでいる人がいたら、これらの本を一考してみては?!