けっきょく都知事選、慎ちゃんの2選だね。はぁぁ。

 日曜の朝日と日経を購入。
 一つひっかかった本がありましたわ。そのうちここで登場するかもね。

 今日はゴスペルの練習日。
 
 帰りに新宿の巨大書店、紀伊国屋の新宿南店に行きまして、これを買ってしまったのだ。
 「フィールドワークの技法 問いを育てる、仮説をきたえる」(佐藤郁哉/著・新曜社
 http://www.esbooks.co.jp/product/keyword/keyword?accd=30943814

 2900円だったよ。高ぇー。

 なんでそんな高い本を買ったかというと、こうみえてもわたくし、社会学部卒業で、大学時代のサークルもゼミも、地域調査を主体にした研究ばっかしとったんですね。
 仕事してる今でも、こういうテーマに弱いんだよな。

 日本の各地に行って、その地で農地を耕したり地場産業でものを作ったり、生活している人々を調査して、ここの特色は何なのか、どういう問題が生じているのか、それは日本全体に共通する問題なのか、などなどみんなで議論しながら一方で実際に地元の人に話を聞いたりデータをもらったりして、現場調査をしていました。
 この現場調査ってのが、ざっくり言うと「フィールドワーク」のことです。

 その調査の心構えからテーマの設定の仕方、調査の仕方、調査対象との距離の取り方、その分析手法などなど、フィールドワークに関する様々なことが書かれているのです。
 が、Qたろう以外の人99%おおよそ「何のこっちゃ、意味がわからんわ」とお思いでしょうな。
 といっても、オイラはフィールドワークの手法も、昨日書いた編集職の取材の現場もそうそう変わらないと思うんだけどなー。話せばオイラが収集つかなくから割愛するけど。
 
 まだ序章しか読んでないけど、この大学教授の著者の、これまでの調査の経歴だけでも面白いわ。
 調査対象が少年院の少年少女・京都の暴走族・ジャズバンド・アマチュア劇団と、オイラでも「えっ?!」と思った研究ばかり。
 とはいえさすがに装丁も装画もシンプル、大学のテキストみたい。
 易しい言葉で書かれているけれども、なかなか手強いぞ。

 というわけで、今週はコイツに集中しますので、日記のペースやテンションがちょっと下がっちゃうけど、ご勘弁を。
 だってじっくり読みたいんだもーん。