栄枯盛衰。売れていく雑誌、売れなくなる雑誌。

 外で営業で回っていると、いかにもパリパリのスーツにピッチリのリクルートウェアに包まれた就職活動生を最近見ますね。
 こないだ新人が入ったばかりで、もう次の新入社員の採用を今始めている。
 彼ら彼女らには頑張って欲しいな。就職活動なんて理不尽なことの方が多いけれども、それにめげることなくね。

 今日発売の「Tokyo Walker」はマトリックス特集ではないか!
 というわけで衝動買い。
 http://www.kadokawa.co.jp/mag/tw/
 こいつ買うの久々だなー。

 フツーの号はカラフルなデザインとかわいいアイドルなんかが表紙になってるんだけど、この号は特別みたいだね。
 アッサリとしたマトリックスデザイン色で(そんな色あるのか?)、ネオことキアヌ・リーブスが表紙。 

 独占的にマトリックス製作のインタビューを取って(といっても向こう側から指名されたみたいだけど)まるで映画雑誌のごとく特集組んでます。
 まー確かに逃せんよね、「マトリックス・リローデッド」「マトリックス・レボリューション」
 スターウォーズ以来の「待てねぇ!」映画だもんね。

 とはいえ、この手の情報誌は売上に苦戦しておるんです。
 Tokyo Walkerしかり、東京1週間しかり。
 
 何故かって?そう、前にここの読書案内で紹介した、フリーペーパーですよ!

 そこそこ街の情報も載って、中にはお店の割引クーポンまでついててしかもタダ!
 これまで情報誌が扱ってきた情報が、すべてフリペの方に流れてたのにともなうように、読者もフリペに流れてきたんですな。
 むしろ今回のように街ネタ以外で勝負しないと、雑誌の販売増加にはつながらないんでしょうね。
 
 じっさいTokyoWalkerは、最も売れた部数の4分の1くらいの売上にまで落ちたそうです。
 うーむ情報誌冬の時代。
 
 とはいえ、このTokyoWalker、広告収入の多い雑誌の一つです。確か1億近くだったような!
 毎号週刊で1億ですよ!! いちおく!

 ちなみに最も広告の入る雑誌は、マガジンハウスのanan。
 毎号週刊で2〜3億だってさ。

 うん、3億。
 もうびっくりするのも疲れるさ。