1989年連載開始って!平成を地でいく著作
今日はゴスペルのカルチャークラスの日!
土曜日のワークショップライブに参加して、ちょっとだけ知り合ったトヨイチさん(名前違ってたっけ?)も来てくれたんだけど、本職は大学院生で、修士論文で「民族学」をやっているとは!
歌うのも目的なんだけど、ゴスペルミュージックが日本で普及している課程を研究しているみたい。
まさに「フィールドワーク」じゃございませんか!
思わぬところで心躍ってしまいました。
今日はサクサクとこの本を読み終わってしまいました。
「若者はなぜ「繋がり」たがるのか ケータイ世代の行方 」(武田徹/著・PHP研究所)
http://www.esbooks.co.jp/product/keyword/keyword?accd=30927148
前に阿佐ヶ谷「ふるほんや」で買ったやつです。
現代時評に詳しい武田氏の、いろんな雑誌で書いたのを集めたもの。だから読みやすかったのね。
女性誌から音楽誌までいろんなとこで書いたものだから、どうしても散漫な作りになるのはしょうがないよなぁ。
ウィリアム・モリスとエドワード・ベラミーの対比から、これまでの日本、これからの日本を論じているが面白かった。といっても2氏とも何者なのかまるで知らんのですが。
この武田氏が世に出て世間を驚かせたのは、やはり「流行人類学 クロニクル」でしょう。
「流行人類学 クロニクル」(日経BP社)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822241475/qid=1051106839/sr=1-2/ref=sr_1_0_2/249-7948160-1426738
イーエスには画像がなかたったんでアマゾンから引用。
値段が3500円、ページ数が860ページ!本の厚さが6センチあるもんね!
オイラ持ってるんだ〜(昔、古本屋で購入)
武田氏が雑誌「日経トレンディ」に連載していたものを再録したものなのですが、その連載期間なんと10年!栄枯盛衰、起伏の激しいこの業界で10年も連載を続けるってだけでもスゴイ!さすがにすべては読めてないけど、これこそ「つまみぐい」しながら読む醍醐味の本ですな。
この日記書くのに本棚から取り出してパラパラめくってみたけど、また読みたくなったかも。ヤバ。