文化を守るためにNHK受信料を払おう、かな。
「あ」という間に5月。
気が付いたら発泡酒が増税。だったらビールを減税してくれぃ!
何?禁煙?「健康増進法」だってさ。「個人情報保護法」と同じく美名で本質を見えなくしてやんの。
人の健康心配する前に国の経済状態を気にしてくれよ!!
さて、今日は外出の日でした。
Qたろは月イチで外出する取引先があって、それぞれ池袋・新富町・早稲田に取引先があります。そして一番の難関が早稲田なのだ。といっても取引先がキツイ、ってわけじゃない。
早稲田はさすがは学生の街。食べ物屋も魅力的ながら、いつもここに吸い込まれて、お金が消えていくのだ!
その謎の場所というのは・・・「あゆみブックス早稲田店」(やっぱり)
早稲田にはちょうど地下鉄の駅を降りたところに成文館という書店もあるのだが、ここはごく普通の本屋。あゆみブックスはそこから穴八幡にむかうところにある、小さな書店です。
好奇心を駆り立ててくれる店!って感じかな。
レジ前にはドスンと平積み。しかも斎藤美奈子や坪内祐三、山形浩正なんてオイラ好みの著者がたくさん!
レジ向かいにはみすず書房、青土社、紀伊国屋書店出版部などなど、「現代哲学」のコーナー。
武田徹氏の「偽満州国論」が棚差ししてあるのを見たときは、まいったよ。いい本だけど、売れないし、新しくない本なんだもん。
こんな個性や顔の見える書店を見つけるだけで、楽しくなっちまう。
お店の人は無言だけど「ようよう兄ちゃん、今日はこんなイキのいい本が入荷したんだい!この本と読み合わせると2倍美味しいぜぃ!」という声が陳列から聞こえてくるようだ。
ところでリンクを張ろうとしてビックリ!「あゆみブックス」って150円コーヒーの「ベローチェ」と同じ系列会社なんだ!
なるほど、書店は文化サロンだったってワケか。
http://www.chatnoir-jp.com/shop/ayumibooks/sh_ayumibooks.html
こういう異業種の人が経営しなきゃ書店文化は生きていけない、ってわけか。
一人外出だったので、こいつを半分くらい読みました。
「A マスコミが報道しなかったオウムの素顔」(森達也・角川文庫)
http://www.esbooks.co.jp/product/keyword/keyword?accd=30917045
ブックフェアで買ってきたやつ。
この著者もドキュメンタリー製作のためのスポンサー作りに四苦八苦してました。
「文化」にはカネがかかるのねぇ。