日本でいちばん辛気くさくない本屋はこれだ!
昨日は阿佐ヶ谷のはなまるうどんで晩メシ。その足で寄ったブックオフで、こんな本を見つけました。
「ヴィレッジ・ヴァンガードで休日を」(菊池敬一/著・リブリオ出版)
http://www.esbooks.co.jp/product/keyword/keyword?accd=28320209
画像がなくて絶版にも関わらず、書き込みがたくさん!
しかし知らない人は「ヴィレッジ・ヴァンガードって何よ?」って感じなんだろうな。
一言で言うと「遊べる本屋」なのだ!
http://www.vvvnet.com/
静かすぎるHPだこと。
まずこの店を本屋だと思って言ってみると、痛い目に遭う。
本棚がかろうじて書店を気付かせるが、それ以外に売ってあるものが、LLビーンのナップサック、バットマンのフィギュア、ジッポ、レジにはコインガム・・・うーんファッションに疎いオイラには品名が出てこない。
まーとにかく本屋というよりは雑貨屋なのです。
しかしこのお店は本屋の概念を壊しちゃったのです。もちろんいい意味で。
例えばお香の本があって、「このお香とこのお香がいい」なんて書いてあっても、本を読むだけじゃその香りがわからないでしょ。
VV(ヴィレッジ・ヴァンガード)は売り方として、お香の本と一緒にお香を売っているようなお店なのです。本と一緒にお香も買っていったら一石二鳥!
つまり「なんで本屋に雑貨があるんだ」じゃなくて「何で普通の本屋には本しか売っていないんだ」と言いたくなるようなお店なのです。
まーお酒とかタバコとか生鮮食品は販売免許が必要だから置いてないけどね。
かといっても、社長はやっぱり雑貨より本が売りたいそうな。売上的には本:雑貨を7:3くらいにしたいんだって。
おそらく雑貨の方が収入的にはいいんだろうけど、この社長のこだわりのせいか、出版業界ではVV手法は比較的受け入れられてます。
そして名古屋で生まれたこの書店は今や、全国に100件ものお店があるのだ!こないだできたばかりの六本木ヒルズにも出店しちゃってるし!すげー。
「菊地君の本屋 ヴィレッジヴァンガード物語」(永江朗/著・アルメディア)
http://www.esbooks.co.jp/product/keyword/keyword?accd=18942441
これもVV入門書。オイラの尊敬する永江氏が書いてます。
!と思ったらちょうど、明日土曜日のテレビ東京「BBWave」というビジネス番組でVVを取り上げているじゃん!コイツは必見だね。