出版業界をカッチリ勉強したい人のための本!

 今日はクワイアメンバーのお友達の結婚式で、芝浦埠頭でウェディングゴスペルライブ!
 2次会でお酒が入っていたところでライブだったから、それほど緊張しないでできたなー。
 しかしコンビニの一軒くらいあってくれよ、ゆりかもめ芝浦埠頭駅。

 さてさてライブに行く前に寄った本屋で、新刊を見つけてしまったので、即購入しちった!

 「書店の近代 本が輝いていた時代」(小田光雄/著・平凡社新書
 http://www.esbooks.co.jp/product/keyword/keyword?accd=31133468
 また本屋の本だよ(ぼそ)。新書だとついつい買ってしまうね。

 買ったばかりでまだ未読なんですが、この本は出版業界のなかでもロジスティクス、つまり流通と販売の歴史について江戸時代から戦後までのお話です。

 この小田氏はこういった「業界本」のなかでもカッチリとシステムのことを書いてくれるから、オイラ的には仕事にも役立つし大助かり。
 専門用語が多くて数字がたくさん出てきて、よくわかんな〜い、っていう記述もあるけど。

 ちなみにオイラの小田著作ライブラリーはこいつら!

 「出版社と書店はいかにして消えていくか 近代出版流通システムの終焉」(ぱる出版)
 http://www.esbooks.co.jp/product/keyword/keyword?accd=30560123
 「出版クラッシュ!? 書店・出版社・取次−崩壊か再生か 超激震鼎談・出版に未来はあるか?2」(編書房)
 http://www.esbooks.co.jp/product/keyword/keyword?accd=30719031
 「ブックオフと出版業界 ブックオフ・ビジネスの実像」(ぱる出版)
 http://www.esbooks.co.jp/product/keyword/keyword?accd=30699232

 3点目のブックオフのは、ブックオフ本の紹介の時にも書いたな。
 3点ともタイトルを見て分かるように、「出版業界って、暗〜い、辛気くさ〜い」ってな本ばかり。感傷的だったり自虐的だったりする本が多いんだよな、確かに。

 まーどの業界だってシステムがあっても必ずどこかで歪みは生まれるし、そのスキマをついて新しいビジネスは生まれるものだからね。ブックオフも昨日書いたVVもだからこそ、消費者に受け入れられて輝いてるんだもん。
 
 ちなみにこの小田氏はパピルスという出版社で経営をしているそうだ。
 出版社を経営して本を書いて印税生活?うらやましいのー。