「昔懐かしい」が商売になるとは思わなかった21世紀。
このニュースはやっぱりショックだった。「猪木が本当に引退!」みたいな感じ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030530-00000203-kyodo-bus_all
ファミコンはウチらの歴史であり友達だったもん。
というのも、お昼休みのコンビニでこいつを衝動買いしちまったからね。
「僕たちの好きなTVゲーム」(別冊宝島)
http://www.esbooks.co.jp/product/keyword/keyword?accd=07114448
クロニクル形式で、ゲームソフトを語っています。
「なぜファミコンはここまで成功したのか」とか「クソゲーはこれだ!」というテーマにならずに、名作ソフトだけを真摯に紹介しているのが良心的。
宝島社の「別冊宝島」は最近はこの「僕たちの好きな〜」が好調なのだ!
最初に出した「僕たちの好きなガンダム」がヒット!、そののち鬼のような点数のシリーズを刊行しとります。
http://www.esbooks.co.jp/product/keyword/keyword?accd=07098775
「ガッチャマン」「フランダースの犬」「タイムボカン」「村上春樹」・・・
同じ別冊宝島の「音楽誌が書かないJポップ批評」ではブルーハーツ、ユニコーン、BOOWYなどのアーティストを、「PERFECT BOOK」ではドカベン、ベルばら、ルパン3世など枚挙にいとまがない!
もうお気づき?共通しているのは、80年代のカルチャーってことです。
少年少女時代に敬愛していたアニメやカルチャーを、大人になったいま改めて見返してみると懐かしい〜・・・というのがヒットの理由でしょうな。
テーマがあらかじめ決まっているから、フットワーク軽く大量に作れるのも都合がいいんだろうね。
この手の「クロニクル」ものは今ちょっとしたブームになっております。
お台場のデックス台場では「台場一丁目商店街」なるテーマショッピングセンターが人気を呼んでるし、
http://www.odaiba-decks.com/daiba/
ローソンではクッキーのおまけに懐メロシングルCDを当時のデザインでダウンサイズしてして売っとります。
グリコも同じような商品をリリースするみたい。
http://www.lawson.co.jp/b_lawson/newsrelease/newsview/news_cprev.htm?serial=573
世の中全体で「プレイバック!」って感じやね。そりゃそうだ、このド不況の21世紀は先行きが暗いもんねー。
まー何にしても、あのアナログとデジタルのギリギリの「ファミコン」で遊べたウチらは幸せモンだよ。