人に本を紹介される鬱陶しさは何単位くらいだろう?

 先日、電車で網棚に置かれてた「SPA!」をゲット。おもしろそうだったのでそのままカバンに入れ、電車移動中に読み耽ってしまいました。
 ほお〜、もう創刊から15周年になんや。
 http://spa.fusosha.co.jp/
 週刊誌としての密度も濃いよな〜。今号も神足祐司の「これは事件だ」の「ヤミ金ビッグバン」とさかもと未明の「日本の未明」がアツい。さすが15周年だけあって濃い記事を持ってきてくれるぜ。
 これまた15周年を期してか、別冊で雑誌も刊行してまっせ。
 「PONG」(ポン)
 http://spa.fusosha.co.jp/pong/
 オタクカルチャー雑誌、のようですな。立ち読みしたけどこれまた濃かった。田代まさしと座談会って誰が読みたがってんだ・・・。

 今日は「TVBROS」を購入。テレビ雑誌が欲しかったのもあるが、特集が「和田アキ子」ってまたぁ、騙されて買っちまったじゃん!
 http://www.tokyonews.co.jp/book_pages/book_tvbros_top.html
 このコラムの中で、唯一イラストでのコラムを書いている五月女ケイ子氏、この人のイラストがすごい!
 人物イラストが多いのだが、昭和っぽくて馬鹿、そんなイラストを描いている人です。

 この人がイラスト描いている本が今、売れているのだ!
 「新しい単位」(世界単位認定協会/著・扶桑社)
 http://www.esbooks.co.jp/product/keyword/keyword?accd=30941578
 「<新しい>新しい単位」(世界単位認定協会/著・扶桑社)
 http://www.esbooks.co.jp/product/keyword/keyword?accd=31146664
 昔ネットクロアで「痛みに関する新しい単位ができました。鼻毛を抜く痛さを基準にした(ハナゲ)です」ってのがあった、あれを本格的にした本です。本格的といっても、基本的にアホですが。立ち読みや電車の中で読んだりしない方がいいかもしれません。だってすっげー笑っちゃうんだもん、周りの人に気をつけましょう。
 ありきたりさの単位は田中邦衛の物まねのありきたりさを基準にした1htr(1ホタル)、やさしさの単位はレトルトカレーを熱湯から取り出しやすいように開いている穴、のやさしさを基準に1Rt(1レトルト)など、よくもまあ、という中学生級の発想とそれを実現してしまうあたりがたまらない!  

 五月女ケイ子氏のイラストが、テーマのアホ感を増幅させてくれます。
 とにかく一読あれ!