Suica定期券、情報管理社会の便利と恐怖。

 おおお、ついに8月。オイラの日記も冬に本格的にスタートして、ついにここまで来たぜ、ううう。

 今日はゴスペルのカラオケ自主練習。今月24日の本番に向けて本格的になってきたぜ。ピアニカは役に立ちましたか(笑)
 んーしかしゴスペルのあとのビールはうまい!このためにゴスペルやってるくらいだから(おいおい)

 こないだ会社最寄り駅の駅前古本屋で買った本を紹介。
「プライバシー・クライシス」(斎藤貴男/著・文春新書)
http://www.esbooks.co.jp/product/keyword/keyword?accd=30498918

 おなじみのオイラのお気に入りジャーナリスト、斎藤氏の著作1999 年刊行と、ちっと古い。けどテーマは古びてないよ、むしろ時宜を得たって感じ。個人情報保護法、改正住民基本台帳(いわゆる住基ネット)の政府の進める体制がどういうものかを著した本。

 オイラが思うに、こういうニュースと話が直結するのでは?
http://www.keio.co.jp/news/newsr/nr030728v01.htm
 昨日のニュースで発表されたのが、JR東日本で使えるIC機能を搭載したSuica、私鉄で使える磁気カードのパスネット、それからバスで使えるバスカードが、これから 相互利用が可能になるようになるんだって。おそらくは技術的にリードしているSuicaをベースにするとは思うけど、オイラはこれがなんだか怪しく思っちゃうのよね。

 ご存じの方も多いけど、Suicaは定期券も兼用できるから、定期券購入の際は名前・年齢・住所・電話番号を訊かれ、もちろんそのデータはICに登録されている。改札で”ピッ”と通過したら、デジタルデータで記録されるから、行動の記録はすべてJRに記録されるのだ。
 これがJRだけでなく私鉄・バスにまで広がったら、ピンポイントで一人の追跡だって可能になってしまうじゃん!
 行動だけならまだしも、Suicaには電子マネー機能もついているのです。今は乗り越し精算にしか使われてないけど、今でも同じ機能のカードがコンビニのampmで使えたりするから、そうすると購買行動も記録されてしまうのだ。

 乗り越し精算がワンタッチで済むのは便利なのかもしんないけど、こーまでなると気持ち悪くない?だから最近オイラはSuicaを使ってません。
 この高度情報技術社会だからこそ、自己防衛は必要だと思うのだ。
 あんまりリスクに追い回されるのも疲れるけどね、正直。