妄想と現実が「現実的に」交錯する、不思議な映画。
平日にお休み。昨日のライブで疲れるだろうと思ったので、夏休みを1日ずらして取ったのさ。ふっふっふ
。
おかげでひさびさに大学生気分で、平日から映画を見に行っちゃいました。
世の中はまだ夏休みなのね。公開したばかりの映画だから、それなりに席が埋まってました。
「アダプテーション」
http://www.adaptation.jp/
前に「マルコビッチの穴」って映画があったでしょ?あの映画の脚本家が主人公という、一風変わった映画。
脚本家役にニコラス・ケイジが、なぜか双子で2役。双子の弟も脚本家志望という不思議なキャラクター。彼が映画の脚本にしようとしている本の作者が、インテリ雑誌記者役のメリル・ストリープ。その本が「蘭に魅せられた男」ってんだから、これまた不思議な話。
「マルコビッチ」みたく不思議な話で転々とすすむんかなーって思ったら、以外とシリアスな方向に向かってしまっておりました。「マルコ」を期待していたらちょっとハズレかも。
何というか、つかみ所がないんだよね、この映画。
たくさん映画の賞をとってたけど、うーん一般の客には同調できないんだよね。妄想と現実ギリギリのところでせめぎ合う様子が映画関係者をグッとさせたのかしら。
しかも「蘭に魅せられた男」って、実際に刊行されている本なんだね。
http://www.esbooks.co.jp/product/keyword/keyword?accd=31146196
なんだか不思議な気分。これも作戦のうちか!