なんでこんなオモロイ番組が東京じゃ木曜の26時なんだ
今日は、図書館ボランティアはじめての日。2人1組、午前と午後に分かれて図書館のお手伝いをします。今日コンビを組んだのは、なんと89歳のおじいちゃん!元気!
とはいえ来客は10人くらいと、ほとんど仕事した気にならなかった。
ボランティアのあとマクドで文庫本を読んでました。水曜日に外出したときに、通りがかった神社で文庫の古本市があったのでフラッと流されて、つい1冊購入。
「全国アホ・バカ分布考 はるかなる言葉の旅路」(松本修/著・新潮文庫)
http://product.esbooks.co.jp/product/keyword/keyword?accd=19837212
東京では信じられないだろうけど、関西には金曜日の夜11時30分に、視聴率20%を取る番組があるのだ!
番組「探偵!ナイトスクープ」
http://www.asahi.co.jp/knight-scoop/
最高記録は32%!マジで?!
探偵局長の西田敏行(昔は上岡龍太郎)と秘書の岡部まり、週代わりの探偵顧問(キダタローや桂ざこばなど、関西の重鎮キャラが多い)と、実際に現場調査に赴く探偵たち(現在は北野誠・桂小枝・立原啓裕・長原成樹・石田靖・間寛平・松村邦宏)がメンバー。桂小枝なんて東京じゃ誰も知らんだろに。
番組では、視聴者からの調査依頼のハガキから、様々な疑問や難問、珍問を解決していくというもの。
「昔謝ることができなかった人に謝りたい」「かけっこで1等になりたい」というハートウォーミングなものから、「バレンタインデーに全身型どりしたチョコを男の人にあげたいから作ってほしい」とか「コントみたいに金ダライを落とされてみたい」という関西ノリのアホなものまで、いろんな依頼に応えていくという視聴者参加型の番組なのです。
番組開始当初は「阪神が86年以来優勝できないのは、道頓堀に落としたカーネル・サンダースの呪いだ」ということで、道頓堀川に潜ってカーネル人形をヘドロの中捜索する、という企画までやったそうだ・・・。
そんなこの番組を一躍有名にしたのが、このハガキの質問とこれに続く一連の企画。「東京では「バカ」、大阪では「アホ」と言うが、じゃあバカとアホの境界線はどこにある?」というもの。
そう、この著者は「探偵!〜」の番組プロデューサーなのだ。
ホントはこの1回きりの番組企画で終わるはずだった話が、話が広がりに広がって、1冊の本になってしまったのだ。
詳しい内容は次回。1日分じゃ書ききれん・・・