「マスコミ」とは「情報に群がるハイエナ」と見たり?

 月曜日に発売になっておりました「ダ・ヴィンチ」11月号です。
 http://www.mf-davinci.com/

 表紙は中村獅童。男にも女にも人気があるよねー。しかも歌舞伎界の血筋を引く名家、しかもしかもアウトロー的容姿と活躍ぶりから、年輩の人にも人気がある人なのだ。映画「ピンポン」のドラゴン役、凄かったもんねー。ひさしぶりに「表紙映え」する俳優さんです。

 特集は「誰でも作家になれますか?」「今なぜ、土方歳三が大人気なのか?」・・・うーんオイラの食指が動かない。
 しかし「誰でも作家〜」でインタビューで登場していた文芸評論家・福田和也氏の論説には納得。「文章を書く以外に生きていくことのできない人が、作家になる」。芸術を昇華せしめんとするエネルギーは、常人には理解できません。しょうじき理解したくないけど。

 レビューはこれまた動かされる本は特になかったなー。

 この「ダ・ヴィンチ」を会社帰りの駅のキオスクで買ったところ、ちょうど会社の課長と帰りが一緒になったもんで、「こういうの読んでんすよ」「どれどれ」と50代のオトナがペラペラとめくって一言。

 「人のフンドシで相撲をとるようなもんだな」

 ・・・そー言っちゃ雑誌なんて身も蓋もないじゃん。