売れっ子作家をいかに自分の雑誌に書かせるか。
年明け早々、正月ボケもぬけないところに、恒例(?)の雑誌、ダヴィンチ発売です。
新年挨拶で取引先に行く外出先の駅売店で買いました。
http://www.mf-davinci.com/
うーぬ、食いつきの起こる本と書評が見当たらん。さすがに年末年始にアホ見たく読み倒したせいかな。と偉く語るほどの読書能力があるとは思えないんだけど、自分。
特集は「大人が泣く本75冊」と「京極夏彦『巷説百物語』シリーズを読む」になっとります。どちらもQたろのアンテナは反応せんなぁ。
北尾トロさんの新連載が先月から始まっている!その名も「トロ・リサーチ」。本と読者をめぐる現状を、さまざまな角度から調査するという連載になってます。
先月は「書店員おすすめの本、って何?」というテーマで、今月は「読書中に眠たくなるのはなんとかならんのか」というテーマになっております。
この連載も続くのかなー。ちとパンチが弱い気がする。
ところで、ダヴィンチで連載している執筆陣のなかで、一番有名なのは何と言っても爆笑問題かな。持っている連載は「爆笑問題の日本史原論 事件・犯罪史編」。日本史の歴史上の事件や人物をテーマに、漫才形式で教えてくれます。
このダヴィンチの過去にやっていた連載の「爆笑問題の日本原論」はすでに単行本化されて、ベストセラーにもなりました。(爆笑問題の著作はすでにたくさん単行本になってるからここでは省略!)
問題なのは、なぜダヴィンチで「日本原論」が「日本史原論」に連載が変わったか、ということ。
これはただのリニューアルのようにみえんだけど、実は「爆笑問題の日本原論」はいま現在、他の雑誌で連載されているのだ!
それが、前にもちっと紹介した雑誌、「サイゾー」
http://www.ultracyzo.com/
好きな雑誌ではあるが、ちと値段が高いのでいつも二の足を踏んでる。
つーまーり、このサイゾーが爆笑問題を引き抜いた、ってわけなのだ。きっと裏にはやり手の編集者がいるんだろうね。
ビジネスとは取ったり取られたり。