映画みたく「少数意見」が尊重される社会にしたいね。
今日はゴスペルの集まりで新年会!といってもお酒はナシなんだけどね。
つづけても一本、映画を見たぞ!
「マイノリティ・レポート」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000QX4B6/qid=1074007563/sr=1-1/ref=sr_1_2_1/250-0780843-3653824
トム・クルーズの2002年の作品。知ってる人も多いと思います。
2054年のワシントンDC。プリコグという特殊能力を持つ3人の見る、断片的な予知能力を引き出し、そこからあらかじめ起こるであろう犯罪を防止するシステムが稼働しており、殺人事件はゼロになっていた。この犯罪予防局のリーダー的存在のジョン・アンダートン(トム・クルーズ)が、そのシステムによって容疑者になってしまう、というお話なのです。
自分の無実とシステムの真実を知るために、このシステムの設計者(また設計者だ)のもとを訪れ、えん罪のケースがあり得ることを聞く。そのために少数報告、つまりマイノリティ・リポートを探すことになる。
「自分の設計したシステムで、自分が不利な立場になってしまった」というSFなんてありがちじゃーん。
実際この作品も、短編集の一部らしいので、もっと実際の作品はさっくりしているらしいのです。
「マイノリティ・リポート」(フィリップ・K・ディック/著・ハヤカワ文庫)
http://product.esbooks.co.jp/product/keyword/keyword?accd=30543566
ストーリーの大枠だけだったらそう思えるかも。ストーリーもどちらかというとサスペンスかもね。
この映画の見所は実はストーリーよりも、劇中に登場する社会の設定や小物の方が見物かもね。滑らかに走る自動車とか、あらゆるところに設置されている網膜走査システムとか、飛び出るビデオ映像とか。
やっぱり「プライバシーのない社会」になってるよねー。
この小説の方の作者は、映画「トータルリコール」や「ブレードランナー」の作者でもあって、SFの大家なんだって。知らんかった。
映画「トータルリコール」はおもしろかったよん。シュワルツネッガー出演、監督はポール・ヴァーホーベン。監督の悪戯に満ちた度が過ぎたアクションに大笑いしてしまいます。
「マイノリティ〜」はトム・クルーズもイカしてますが、敵役のコリン・ファレルも冴えてます。Qたろイチオシ、今年ブレイク間違いなしの俳優!