笑えることって、悲しいこととどこか隣り合わせ

 深夜にやってた映画をみてしまいましたがな。

 「マン・オン・ザ・ムーン
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 コメディ俳優のジム・キャリーが本格派に挑戦した第一作。実在の伝説のコメディアン、アンディ・カフマンを演じています。
 カフマンにとってはすべてが演技であり、すべてが本当のこと。架空の敵役をつくったり、自らが女性の敵役になったり、時にはエージェントや彼女すら笑いのためにはテレビの前だろうが舞台の外だろうが、騙し笑い尽くす。
 コメディアンがコメディアンを演じるあたり、気の入りようを見てしまいます。ラストのジム・キャリーの歌、トニーの歌、エンディングの曲、3曲とも泣かせるなー、何て歌なんだろ。
 

 ここのところ、ジム・キャリーは、意外とオイラのツボをついた作品ばかり演じてます。脱コメディの作品が多い。キャラクターとしてのジム・キャリーは正直今イチなんだけど、やっぱ映画を見てみるとジーンと感動させておもしろいんだよ。

 最近の作品だと、架空のテレビの世界に一人だけ知らされずに生きている男を演じた「トゥルーマン・ショー
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  記憶喪失になってしまい、知らぬ間に街で唯一、第二次大戦から生還してきた青年になってしまう「マジェスティック
 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000YTY4Y/ref=pd_sim_dp_2/249-0131014-4777133
  現在上映中の「ブルース・オールマイティ」、神様に1週間だけなってしまうというお話。こいつは見てないけど。
 http://www.uipjapan.com/brucealmighty/
 
 うーむ、こうして見ると「演じることと生きること」ってのが共通したテーマになってるんだね。
 もうちょっとハリウッドは彼を評価してもいいんじゃない?