読みたい本は山のごとし財布の中は風のごとし

 さて、また旭屋書店銀座店からベストセラーFAXが来ました。
 最近は気になる本、もちろん買ってないし読めてないものばかりが登場しているので、ここで紹介!
 (ネタがないからこんな日記になったんじゃないぞ!)

3位に「13歳のハローワーク」(村上龍/文・はまのゆか/画・幻冬舎
http://product.esbooks.co.jp/product/keyword/keyword?accd=31306942
作家・村上龍がいろんな仕事の人に取材をし、仕事をやわらかい分類で分類し、しかもその仕事の数は200近く!教科書じゃ教えてくれない「仕事の世界」を書いてくれているところから、小学生・中学生だけでなく大人も多く買いにきているらしい。大人だって子供の延長なのだ。

6位に「負け犬の遠吠え」(酒井順子講談社
http://product.esbooks.co.jp/product/keyword/keyword?accd=31203026

 前回呼んで紹介した「結婚の条件」が「勝ち組」の女性の生き方を書いた本であれば、この本は「負け組」を書いた作品、なのだそうだ。
 何が「負け犬」なのかというと、「30代女性・独身・子供なし」は仕事がバリバリできて男並みに稼ごうが、美人で男を侍らせていようが、←の条件で女としての享受を果たしていないのは、すでに「負け犬」なのだと断言します。
 「負け犬」という強烈な物言いが反感を買うのかと思いきや、逆に「私もそうかも」と共感を得たり、「私ってそうだったの?」と負け犬と言われたことで安心して落ち着くことができたという女性がたくさんいたのが、売れている理由みたい。
 
 えーん、買いたいよう、読みたいよう。