東北地方初上陸!仙台書店めぐりの旅

 さて、唐突ですが、わたくし仙台に行ってきました。
 日曜に友人と新潟にいる先輩に会いにいくことになったのですが、新潟まで新幹線で片道10000円ほど。往復なら20000円と結構なお値段。ところが今の季節だと「土日きっぷ」という切符があり、JR東日本のある程度の管内なら16000円で続く土日の2日間で、新幹線に乗り放題なのだ!
 というわけで、何の用もないのに行ってきましたのですよ、仙台に。

 東京駅から新幹線「やまびこ」に乗ってびゅーっと2時間。気がついたら杜の都仙台にやってきました!。せっかくなんで仙台の書店を(やっぱり)のぞいてきました
 
 まずは丸善アエル
 http://www.maruzen.co.jp/home/tenpo/aer.html
 昨年2月にできたばかりの大型書店。東京の丸善にひけをとらない品揃え!仙台駅北にある商業施設「AER」(と書いてアエルと読む、らしい)の1Fに入っております。
 そして、これまた昨年11月にできた駅前の大型書店、ジュンク堂仙台ロフト店
 http://www.junkudo.co.jp/sendai.htm
 ジュンク堂はすでに駅前近くに店を持ってるってのに、また同じ駅前に大型店をつくってやんの!この店は時間がなくて行くことができなかった。悔やまれる。

 この大型店開店ラッシュに、もっとも割を食っていたのは、地元の書店、金港堂でしょう。
 http://www.books-kinkodo.co.jp/index.html
 宮城の主要都市に多くの書店をおいています。
 本店は一番町といわれる繁華街にある・・・と思ったら、この一番町自体がかなり衰退している印象でした。事実、この金港堂本店のそばには、丸善の一番町店があったのですが、撤退して駅前のアエル店と統合してしまっているのですね。向かいにあった新しいマンションも「松竹映画館跡地にできたマンション!」とうたっていたし。つまり、昔は映画館や本屋があった商店街だったのが、たくさんお店閉めてるってこと。
 午前中だったからかもしれないけれど、お店も今イチ元気がなかった気がするなぁ。書棚にも「張り」がなかったし。
 中心市街地の衰退は、東京以外の地方都市は目もあてられないね。
 
 もっとゆっくり仙台観光したかったけど、時間もなかったのでさっくりと東京に戻りました。帰りの新幹線「はやて」で食べたのは「牛タン弁当」。
 においが強くて隣のオヤジがイヤーな顔してたのが、この旅の一番印象に残った光景かもしんない(笑)