ついに出てしまった!恐怖の無料の一般雑誌「R25」

 今日は前に通っていたゴスペルクラスのライブで田無へ。
 電車に乗ろうとしたところ、西武新宿駅構内でこんなフリーペーパーを発見!
 「R25」
 http://www.r25.jp/

 また出ました、新しいフリーペーパー。しかし今度フリペ(以下略)が今までのとは違うのは、「広告主に直接結果が反映されない」雑誌であるってこと。こりゃあえらいもんを創ったよ、リクルート
 今までのリクルートのフリペは「レッドペッパー」にしても「タウンワーク」にしても、広告主が情報を掲載して、お客や求人をひっぱってくる、そのためのフリペだったのだ。
 http://www.recruit.co.jp/corporate/service/hot_pepper.html
 けれどもこの「R25」は内容は、普通の雑誌そのもの。表紙のデザインもそれなりに整ってるし、ランキングから見た各ジャンルのニュース記事が9ページ、インタビューが4ページ(でも、うち1ページは写真)、その他連載も3本、テレビ・本・DVD・CD・イベント(含む演劇)のレビュー、1週間のカレンダーに、ラストにゃオイラの好きな書き手の高橋秀実氏の連載もあるし!

 はっきり言って、そこいらの雑誌と遜色ありません。異なるのはこの雑誌無料であり、広告が直接読者に反映されないにも関わらず、雑誌として成立してしまった点!
 よーこんだけの内容のものを無料でやるよ。仕事で営業はもちろん広告や編集の仕事を知ることが多いけど、ここまでできる編集力・広告の営業力・営業の営業力はすごいよ。おそらくリクルート社は「広告の影響力を数値化する」ことに成功したんだと思う。
 
 とはいえ、この雑誌も試験的なものみたい。限定4週間の刊行となっています。これから定例化していくには、今の試験段階で高い評価がないとダメなんだろうな。
 有料の雑誌を仕事にしている自分としては、何ともむず痒い気分。