気の利いた名前ですが、要は「白身魚フライ」です。
元同期社員で、今は他の出版社で頑張っている友人と飲みました。待ち合わせまでちっと時間があったもんで、お腹が減ってたもんで食べてみました。
マクドナルドの「フィッシュマックディッパー」
http://www.mcdonalds.co.jp/sales/promotion_new_h_f.html
考えてみたら何で今までなかったんだろう、って商品。アメリカじゃ「フィッシュ&フライ」は普通にあるのに。フィッシュフライをそのままに、サイズを小さくした「BSE後」の新商品。今年は魚ブームくるかもね。
味は、うん、フィッシュフライまんまだけど、悪くない。ただチキンナゲットの代わりとなると、ちょっと地味かな。ナゲットほどカラリとはならないからね。もっと健康志向を全面に押し出せば、売れると思うけどなー。
日本の食生活ばかりでなく消費や労働形態まで、根底から変えたといわれるマクドナルドは、社会学的にはよく研究テーマとして扱われるので、タイトルで検索してもほら、こんなにお堅い本がズラリ。
「マクドナルド化の世界 そのテーマは何か?」(ジョージ・リッツア/著 正岡寛司/監訳・早稲田大学出版部)
http://product.esbooks.co.jp/product/keyword/keyword?accd=30833007
「マクドナルドはグローバルか 東アジアのファーストフード」(ジェームズ・ワトソン/編 前川啓治・竹内恵行・岡部曜子/訳・新曜社)
http://product.esbooks.co.jp/product/keyword/keyword?accd=31087395
「マクドナルド化と日本」(ジョージ・リッツア/著 丸山哲央・編著・ミネルヴァ書房)
http://product.esbooks.co.jp/product/keyword/keyword?accd=31309125
オイラの好きな人文系出版社ばっかりだわ。うふ。
ちょっと前には、「マクドナルドが進出した国同士は戦争をしない」という、自尊めいた言葉もあったんだけど、そんな言葉だってでちゃうよなぁ。本場のマクドナルドのホームページを見たら、進出している国はなんと60カ国なんだもん!しかしイスラエルやヨルダンやパキスタンは戦争してんじゃないのか?
http://www.mcdonalds.com/home.html
別にマクドナルドじゃなくてもトヨタの工場でもGMの工場でもなんでもいいんじゃない?たいがい外国企業が進出する国の条件は「治安や情勢が安定していること」だろうし。