見て、歌って、喰って、飲んで、買って、読む土曜日
気になった映画があったので、見にいっちまいました。渋谷のシネセゾン。
「エレファント」
http://www.elephant-movie.com/elep_index.htm
アメリカで実際にあった高校銃乱射事件、コロンバイン高校事件をモデルにした映画です。
アルコール中毒の父を持つ男子、写真好きの男子、仲良し(に見える)3人娘、ゲイに関する議論をかわす学生たち、自意識過剰の冴えない女子、そしていじめられっこ。
そのいじめられっことその友人が普段の何気ない生活の中で手に入れたのは銃。そして・・・
淡々とみながそれぞれの生活を持って、それらの生活がちょっとだけリンクしてて、実は世界は一つじゃないんだけど、悲しいかな悲劇は連鎖をおこしてしまう。って感じですかねぇ。
いじめっこが得意なのがピアノ「エリーゼのために」。このピアノがラストに流れると、すごーく悲しい気持ちになります。
空の映像もまたキレイなんだなー、悲しいくらい。
文芸的な映画です。Q的にはもちょっと社会派の映画なのかなと思ってたけど。時間が1時間半とあっという間なので、ちょっともったいない気分。
その後ゴスペルのワークショップ(短期集中レッスンみたいなやつ)の説明会&練習で三鷹へ。いつものメンバーに出会って歌ったあとはビルディでゴハン。帰りに京王井の頭線新代田駅にいかねばならず、吉祥寺で乗り換え。
と、降りてふと吉祥寺の古本屋に行くか終電まで時間あるし、ということで「ブックステーション和」でこいつを750円で購入。
「本とコンピュータ 2004年春号」
http://product.esbooks.co.jp/product/keyword/keyword?accd=31346522
堅い名前ですが、出版・印刷事情を網羅した季刊の雑誌(実際には書籍)です。いわゆる業界本ってこと。
映画にゴスペルに古本と充実した土曜日でした。