因縁の対決!「シグマブック」vs「リブリエ」

 今日は会社のメンバーで東大和で草野球。4打数1安打2打点1三振とまあまあの成績。
 
 そうそう、電子ブック「リブリエ
 http://www.sony.jp/products/Consumer/LIBRIE/ 
 そのお話をする前にこの本を読了してたんだな。
 「eBook時代はじまる 「電子の本」が変える読書革命」(鈴木雄介/著・中経出版
 http://product.esbooks.co.jp/product/keyword/keyword?accd=31339796

 著者は小学館出身で、電子書籍にの将来にシグマブックの生みの親鈴木雄介氏。現在はイーブックイニシアティブジャパンの社長。
 http://www.ebookjapan.co.jp/
 この会社は何をするところかと言うと、読書端末「シグマブック」に掲載するコンテンツを各出版社と交渉したり、電子書籍販売サイト「10daysbook」の運営・管理をおこなったりしております。
 http://bb.10daysbook.com/shop/

 シグマブックは折りたたみ式2面液晶。A5サイズで重量は520g。なぜ見開き2面液晶にしたか、というのは著書にも書いていたけど、コミックの今までのコンテンツを活かすためなのだ。コミックにはクライマックスに見開き2ページに1枚の絵を書いたりしてるでしょ。
 事実、出版物でコミックの占める売上は全体の3割から4割。コミック市場を電子書籍でも生かせなければ、電子書籍の成功もありあえないと鈴木氏は踏んだのだ。

 いっぽうソニーの「リブリエ」はもちっとスマートなPDAタイプ。
 サイズはA5とシグマブックと変わらないけど、液晶は1面で重量は190g!片手で持っても重たくない。辞書機能もあり多機能。対象としてはビジネスマンを狙ってるんじゃないかな。コミック市場が大きいといっても、電子書籍をダウンロードできるパソコンは子供は持てないし。
 書籍販売は「Timebook Town」
 http://www.timebooktown.jp/Service/index.asp
 「Timebook Club」の「入手して60日まで」ってのが気になるなー。オイラなんか古本買って1年くらい寝かせても平気なんだけど(早く読めよ)
 ホームページも商品もスマート。さすがソニー

 Qたろ的には、キラーコンテンツをとってきた方の勝利だと思うけどね。
 因縁の松下vsソニー。ビデオでは松下の勝利(VHSvsβ)、デジタル音楽ではソニーの勝利(MDvsDCC)、DVD録画も泥沼状態(松下がDVDーRAMならソニーはDVDーRW)

 デジタル書籍ではどうなることやら。