ホームレスの自立を応援する雑誌「BIG ISSUE」
仕事で外出してると、電車の中では大きなカバンを持った人たちがたくさん。そうかGWで海外に行く人なのね。
オイラはGWは夕方から毎日ゴスペルのワークショップ。短期集中特訓のあと、最終日にライブなのだ!
最近、新宿や池袋の繁華街の路上で雑誌を売っている人がいるのを知っているかな?今回は「青空雑誌古雑誌屋」とは違うよ。彼らが持っているのは書店では売っていない、新刊雑誌。
「BIG ISSUE」
http://www.bigissuejapan.com/
売っているのは、いわゆるホームレスの人たち。
なんでホームレスの人が雑誌を売っているのか?というと、この雑誌を売る活動がホームレスの自立活動の一環だからなのだ。
自立支援活動はたくさんあれど、「雑誌を売る」というのは異例だよね。1991イギリスで生まれ実践され、成功を収めているのだ。チャリティやボランティアとしてではなく、ビジネスの延長で雑誌を作って売っているというのがいいよね。
値段は200円。そのうち売り子さん(ホームレスの人)は雑誌を90円で買うことになるので、売れれば1冊110円の差益が彼らに収められるのだ。こんな好条件なのはもちろんそれが支援活動の一環だからです。
会社の先輩が買って、「読んだからあげる」ということでいただきました。
雑誌の内容は、翻訳記事と日本版記事が半分半分くらいかな。スペシャルインタビュー、ダイドって誰?というのはあるけど。日本版の特集らしいのは「非暴力のちから」。雑誌の性格上、こういう社会的な記事になるんだろなぁ。
売る人の情熱には出版社営業のオイラも頭が下がるよ。負けてらんない!