実際行ってみたくなるよ!木更津キャッツアイ映画版!

 晩ゴハンはちょっと遅めに、同僚と会社そばのラーメン屋。いや、これが美味いんだ。

 やっと見たよん!
木更津キャッツアイ日本シリーズ
 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000093OOX/ref=sr_aps_d_/249-2571359-7809946
 TBSで人気のあった、官藤官九郎脚本のドラマが映画化されたのだ!

 余命半年、と病院には診断されている、はずなんだけどまだまだ元気な床屋の息子の田渕公一ことぶっさん(岡田准一)、呉服屋の息子バンビ(桜井翔)、写真屋の息子のアニ(塚本高史)居酒屋を営むマスター(佐藤隆太)、謎の多いうっちー(岡田義徳)。
 相変わらずな毎日を続ける5人の前に現れたのは、ドラマシリーズで亡くなったはずのオジー古田新太)。そしてオジーが現れるや、氣志団とのギグの開催があったり、ぶっさんが韓国パブで出会ったユッケ(ユンソナ)との恋愛が始まったり、父親公平(小日向文世)ローズ(森下愛子)との間に子供ができたり、またまた哀川翔哀川翔)がやんちゃな活躍をしたり、美礼先生(薬師丸ひろ子)憧れの同級生ジョージ(誰だかお楽しみ)の話が広がって・・・と、映画版ならでわのてんやわんやのイベント。
 後半ちょっと破天荒なストーリーにもなりますが、ま、許しましょか、という感じの作り。
 一番驚いたのは映画版オープニングだよなぁ。これには参った!
 
 「木更津キャッツアイ」シリーズを見ていると、「Drスランプ アラレちゃん」のペンギン村を見ているようで、なんだか和むんだよなぁ。
 木更津といえば、通行料金は高くて交通量の少ないアクアライン、駅前には閉店したそごう、経済的に言えば正直何の魅力もない地方都市。テレビシリーズではモー子(酒井若菜)が神社で「木更津にスターバックスができますように!」と神頼みする始末。
 それでも、街には愉快な狸の置物がたくさんあり、祭り「やっさいもっさい」では商店街に音楽が流れると、みんなシャッターを閉めて踊りに出る始末(もちろんドラマの誇張だけど)
 何も変わらない日常を腐る事なく、積極的に、とはいわなくとも楽しく生きる、登場人物をはじめとする木更津の人たちが羨ましいんだよなー。

 東京にいるとモノや情報に溢れて、追い立てられるような毎日だもんね。東京から近からず遠からずだからこそ、木更津って場所が生きるってことか。
 今度ドライブで行ってみようかな。