タイトルに惑わされると損だよ。映画「猟奇的な彼女」

 今日は会社の同僚と先輩とで飲んできました。かなり。

 しっかし、大陸系女優ってなんでこんなにプリティで美人なんだー!このDVDみて思わない人はいないって。
猟奇的な彼女
 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00008IXGC/qid%3D1085295219/249-2571359-7809946
 主演の女優さんは、チョン・ジヒョンさんという方だそうです。

 あ、美人ネタじゃなくて映画の中身ね。

 工学部の大学生キョヌは地下鉄駅で酔った彼女(なんと最後まで役名がないんだな)に出会う。がこれが最悪の出会い。彼女は電車の中でなんと立ったまま吐いてしまうのだ!しかも座っている人の頭の上に!しかもしかも彼女はきちんと演技で吐いてるし!しかも被害者はカツラだったというおまけ付き!こんなインパクトのある男女の出会いは初めて!笑わずにいられないっての!
 やむなく介抱することになるのだが、こんどは警察にやっかいになってしまったりとさんざんな出会い。
 ここから彼女と付き合いがはじまるのだが、彼女は大酒飲み、わがまま、儒教文化が強いお国柄なのに平気で「殺すよ」「死にたいの?」と言い、ビンタはいつものこと。とにかく強い強い。しかし一方で正義感が強く真っ正直な一面も。翻弄されつつも彼女に惹かれ始めるキョヌ。
 お互いに意識はしつつも、彼女は複雑な思いを抱く理由があった・・・

 とまぁこれで前半。前半はコメディに仕立て上がってますけど、後半がガラリと話が変わってウェルメイドなラブストーリーになっていきます。エンディングは・・・これまたお楽しみですね。話がちゃんとはじめに戻っているのが、いい作りになってます。前半はキョヌの視点で話が進んで行って「あーこのまま男の視点で話が終わるのはつまんねー」と思ってたけど、後半は彼女からの視点で話が進みます。
 変に男の妄想をかき立てない作りになっているのは好印象!

 キョヌ役のチャ・テヒョン氏もいいキャラクター。彼女に追い立てられるわ、家では母親に追い回されるわと情けないキャラクター。しかし憎めないし表情も最高!

 韓国ドラマはいまが盛り。「冬のソナタ」で純愛ブームになっていますが、「冬ソナ」の前に「猟奇的な彼女」があったことは結構重要かもね。「猟奇的な彼女」のヒットがあったから「冬ソナ」人気が出てきたのだろうし。

 ひと味違うラブストーリーが見たい!という人にオススメの1本です。