夏本番の7月!危険なあの雑誌が正式創刊!

R25

仕事外出先の御茶の水駅前で配布してたので軽く受け取りました。
「R25」
http://www.r25.jp/top.shtml

出た!3月にオイラが書いてた無料情報誌「R25」が正式に創刊になった!
くぅ〜、確かに薄いとはいえ、キチンと写真も自前で撮ってるし、記事もインタビューもあるし、それで広告収入から印刷代・紙代・原稿料・著作使用料などを差し引いても無料とは!世の雑誌がお金を払うのがバカバカしく思えちゃうよ。今号からは深夜のテレビ番組表も付いてるし、オイラのフェイバリット作家の高橋秀実さんの巻末コラム「結論はまた来週」も冴えてて笑えるよ。年金問題少子化問題をからめた話なんどけど、あまりにオモロいから引用しちゃいます。(『「例えば、ベストセラー純愛小説『世界の中心で、愛を叫ぶ』。本の冒頭はこうである/「朝、目が覚めると泣いていた」/泣いている場合か?と私は言いたい/(略)/そもそも主人公のような若い男子の場合/「朝、目が覚めると勃っていた」/というのが健康なスタートなのではないのか。)

考えてみれば、情報というものはそもそも0円。それを有料で雑誌を購入するのは確かな情報を整理して届けてくれるからなんだけど、これだけインターネットが普及してしまえば、雑誌のその優位性はなくなってしまうんだよね。そこに目を付けるとは、さすがリクルート。(もう1つの有料雑誌の優位性は、買う行為によってグレードが高いと思わせ、ブランドとして成立させること。だから女性雑誌なんかは絶対に無料雑誌にはならないと思うけどね)
テレビCMの劇団ひとりもなかなかいいチョイス。安っぽいんだけど一筋縄では行かない多面性と、雑誌の猥雑さがマッチしてるよ。

褒めてる場合じゃないけどね。仕事で雑誌扱ってるくせに。