アホでマヌケな日本人にならないために、見よう。

a2c_sato2004-09-10

 テレビ東京で深夜に放送してたのを録画して見ました「マイケルムーアの アホでマヌケなアメリカ白人
 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000A1XOG/qid=1095080139/sr=1-2/ref=sr_1_10_2/250-7247599-7077848
 上はアマゾンのDVDボックス。
 テレ東で9月16日に放送される「ボウリング・フォー・コロンバイン」にさきがけて、マイケル・ムーアアメリカで制作した番組「The awful truth」(原題:恐るべき真実)の放送があったを録画しときました。ちなみに解説・ガイドは爆笑問題と、日米最強のコンビ!
 単行本「アホでマヌケなアメリカ白人」がヒットしたあとで日本に持ち込まれたVTRなので、便乗タイトルがついてますが、中身はやはり政治メッセージを笑いでくるんだ内容になってます。
 老人介護で虐待があるとわかると、老人に撃退術として空手を教えたり、ニューヨーク市がポルノショップの規制を始めると、ジュリアーニ市長のグッズとポルノグッズとを並列して販売したり(店内の商品のうちポルノ商品が60%以下だったら販売はいいらしい。それもそれで何のこっちゃ)。知能テストで高得点を出しすぎたから警察に採用されなかった地方都市の話ってのはホンマかいな?!そのほかVTRの合間に行われるイベント「ホームレスを標的にしたエグゼクティブ(ダウチームとナスダックチームという名付けが笑える)のゲーム」「ニセ警官によるボディチェック」「ニューヨーク、ロンドン、トロントのどの都市の人が優しいのかを競う、行き倒れの人間を早く救うゲーム」とか。
 極めつけは、鉢植え「フィカス」(もちろん動かないし話もできないので、代理人としてマイケル・ムーアが登場する)を選挙に立候補させ選挙運動を展開していくという話。「選挙の年なのに投票したい立候補者がいない」という氏のアイデアから生まれた企画らしい。バカバカしいといえばそれまでだけど、フィカスに投票することで対立候補にノーを突きつけよう、という意思は日本人のオイラにもよくわかる。しかもこの活動の結果、地味ながらもアメリカ全土に普及し「フィカス連合」みたいなものもできたらしいのだ。

 アメリカのテレビ番組というと「サバイバー」とか「ジェリースプリンガーショー」とか「セックスアンドシティ」みたく、過激な番組が多いことは知っているけど、これに比べたら日本の番組はまだまだ可愛いもんだよ。
 「華氏911」よりは気軽に見れます。

 でも、日本でもフィカスみたいな議員ってたくさんいるよ。法律つくらない議員とか。二酸化炭素を吐き出すだけ、まだフィカスの方がいいかもしんない。