出版業界再生のヒントはここにつまっている!

a2c_sato2005-01-16

今日はゴスペルのレッスン。帰りにホットカーペットを新宿ビックカメラで購入。暖ったけぇ〜。

この本を読了!結構厚い本だったぞ。またしても仕事本。
「出版をめぐる冒険 利益を生み出す<仕掛け>と<しくみ>全解剖)(長岡義幸・アーク出版
http://www.7andy.jp/books/detail?accd=31383447
1995年から前年比割れを毎年記録している出版業界。昨年は「ハリポタ」「セカチュー」のヒットのおかげで久々に前年比割れは逃れたのだが、これらのビッグヒットがなければかなーりお寒い状態。インターネットの発展、ブックオフの興隆、日に日に出版業を取り巻く状況は厳しくなっていると言わざるを得ない。
しかーし、そんな状況にも関わらず、ヒット作を飛ばし売上を伸ばしている出版社もある。それらを取材してそのノウハウに迫り、出版不況の打開策に迫る一冊です。
キーワードは常識を疑え!
出版物の卸会社である取次をとおさず独自で販売ルートを開拓したり、緻密なマーケティングぐを分析したり、書店でなく100円ショップで販売したり、地下鉄でフリーマガジンとして知名度を上げたり・・・。
ここに登場する出版社は一癖も二癖もある会社ばかり。しかししっかりと読者を向いた編集と、読者に近づける営業で、彼らが利益を上げていることは変わりない。いやむしろそんな「普通」のことをしっかりできるからこそ利益を上げる事ができ、実は「普通」のことをあたりまえにすることが、難しいのですよね。
元気になりたい人にオススメの1冊です。