日本のアニメ「製作現場」を変えた1本

a2c_sato2005-02-01

 DVD借りて見ました。
 「ほしのこえ
 http://7andy.yahoo.co.jp/dvd/detail?accd=D0058580
 シチュエーションが夏制服に中学校に戦闘ロボットにと「エヴェンゲリオン」引用しまくりやんけっ。まぁ本題は携帯メールでの中学生2人のコミニケーションだから設定は無視してもいいんだろうけど。絵もイマイチだしロボCGも最近のレベルからすると合格とはいいにくい。結末もぼんやりしすぎてるし、戦闘する敵の正体が不明なのも意味なし。
 それでもこの映画が何故DVD化して評価が得られているかというと、制作方法が特異だからなのだ。監督は新海誠。アニメーションをほぼ一人で、1台のMacでつくり、数々の受賞して作品を評価されたのだ。
 ふつう30分のアニメにしても、何重にも人の手を加えなければできなかったものを、1人でMacでやってのけるんだから関係者は多いに驚いた。日本のアニメ作品を変えた、のではなく、日本のアニメ制作を変えた、という意味でエポックメークな作品なのだ。

 にしてもアニメ30分は短いよー。レンタル代半額にしやがれツタヤ。