こんな本を読んでました。

 棚がだいぶいっぱいになったので、泣く泣く本たちを里子に出しました。
 新しい読者を見つけて幸せになるんだよ〜。
 1500円ナリ。ちゃりーん。

 「戦下のレシピ」(斎藤美奈子・岩波アクティブ新書)
 http://7andy.yahoo.co.jp/books/detail?accd=31008471
 評論家の斎藤氏が明治以降の女性誌から女性の生き様を描いた「モダンガール論」という著作があるのですが、その過程で資料として使用した多数の女性誌から、太平洋戦争時の料理レシピを解説したもの。戦時なもんで結構悲惨な内容ですよ。

 「食肉の帝王 巨富をつかんだ男浅田満」(溝口敦・講談社
 http://7andy.yahoo.co.jp/books/detail?accd=31131870
 昨年4月にBSE肉牛偽装で逮捕された、大阪の畜産会社ハンナン社長、浅田満。彼が食肉界のドンとなった影と過去を追ったノンフィクション。

 「動物化するポストモダン」(東浩紀講談社現代新書
 http://7andy.yahoo.co.jp/books/detail?accd=30907625
 オタク文化を研究している氏の代表作、なのだが内容を詳しく覚えていないのは何故なんだろう?

 「iモード以前」(松永真理岩波書店
 http://7andy.yahoo.co.jp/books/detail?accd=30998814
 NTTドコモiモードの開発者、松永真理氏。ドコモ以前はリクルート社「とらばーゆ」の編集長を務めていたのだ。リクルートを知る一冊。

 「対話の教室 あなたは今、どこにいますか?」(橋口譲二星野博美平凡社
 http://7andy.yahoo.co.jp/books/detail?accd=31002526
 「転がる香港に苔は生えない」で大宅ノンフィクション賞を受賞した、カメラマン星野博美氏。彼女と彼女の師匠橋口氏が、カメラを使った、中学生のワークショップをつづったもの。

 「できる社員は「やりすごす」」(高橋伸夫日経ビジネス人文庫
 http://7andy.yahoo.co.jp/books/detail?accd=30998825 
 昨年ベストセラーになった「虚妄の成果主義」の著者。大学教授で研究対象が会社組織論。ただの組織論にとどまらず、人間行動にも着目しているのが、他の会社組織論と異なっておもしろい。

 「住所と地名の大研究」(今尾恵介・新潮選書)
 http://7andy.yahoo.co.jp/books/detail?accd=31349135
 地図の研究第一人者が書いた「住所論」。

 「遺言 桶川ストーカー殺人事件の深層」(清水潔・新潮社)
 http://7andy.yahoo.co.jp/books/detail?accd=30745146
 1999年に起こった桶川ストーカー殺人事件。清水氏は雑誌FRIDAYのカメラ記者。事件を不審に思った氏が執念のうえ犯人を確保しシャッターに収めた。しかし事件は犯人の逮捕で終わらなかった。実は事件は埼玉県警の放置によって起こったことを突き止めたのだ!
 ジャーナリズムの神髄を知る一冊です。