男子が見るにゃ覚悟した方がいい「10日間で上手に男をフル方法」

a2c_sato2005-05-02

 GW前に、レンタルビデオ屋で半額やってたので、連休用にと借りてきました。
「10日間で上手に男をフル方法」
 http://7andy.yahoo.co.jp/dvd/detail?accd=D0033458
 キャリア志望ながらオシャレな女性誌ライター、アンディ(ケイト・ハドソン)。ハウツー特集を担当している彼女は、男から別れたい女性のための「10日間で男にフラれる方法」という記事を企画する。一方広告代理店の営業マン、ベン(マシュー・マコノヒー)は、真実の愛を証明するために、とはいっても実際には宝石会社の広告契約を取りたいために、10日間で恋人をみつける賭けをする。お互いに事情を知らないアンディとベンは、デートの約束を交わしていくのだが、アンディは男にフラれなければならないので、嫌われる所作をこれでもか!と見せつける。
 大好きなNBAの試合にも試合の佳境で飲み物を買いにいかせたり、ベンの力作の手作りラム料理を「ベジタリアンだ」と言って食べなかったり、勝手にベンの母親と仲良くなってベンの子ども時代の写真を借り、自分の写真と合成して「将来の私たちの子どもアルバム」を作ったり、週に一度の気をおけない男友達同士のポーカーにも乱入したり・・・。もちろんベンも困惑され振り回されるのだが、広告の契約がある以上は辛抱して対処するしかない。
 嫌われることも重くならずに、ラブコメに抑えているのがよかった。クレバーにもプリティにも演じるケイト・ハドソンがすごい。「あの頃ペニーレインと」も印象的だったけど、それよりも幅が広がっている感じ。辛抱しているマシューも見ようによっちゃジェントルマン。

 結局泣かされるのは男なのですね、とリアルに感じてしまった映画でした。ううう。